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衣通姫神 |
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衣通姫神
そとほりひめのかみ
別名
衣通郎女:そとおしのいらつめ
衣通王:そとおしのみこ
軽大郎女:かるのおほいらつめ
……
そとほりひめのかみ
別名
衣通郎女:そとおしのいらつめ
衣通王:そとおしのみこ
軽大郎女:かるのおほいらつめ
……
- 容姿が美しく、艶色が衣を通して光り輝いたといわれている女神で、和歌三神の一人。
「和歌三神」とは、住吉の神、玉津島の神(衣通姫)、人丸神社(柿本人丸)。 - 『古事記』では第十九代・允恭天皇の皇女軽大郎女(かるのおほいらつめ)の別名で、忍坂大中津姫の子。
兄の軽太子と情を通じ、伊予へ流された兄を追って、共に自害した。 - 『日本書紀』では、応神天皇の子・稚渟毛二岐皇子の娘で、允恭天皇の皇后・忍坂大中津姫の妹。
允恭天皇は深く寵愛し、別に殿宇を藤原に造り潜かに行幸したが、皇后の嫉妬にあい身を隠した。
- 聖武天皇神亀元年(七二四)、玉津島の行宮へ幸したおり、
弱浦(わかのうら)という名を改めて、明光(あか)の浦とした時、
衣通姫尊が示現して歌を詠んだ歌。
「立ち帰り又も此の世に跡たれん名も面白きわかの浦浪」
一説には、第五十八代・光孝天皇の夢に出現し、この歌を詠んだ。 - 『古今和歌集』に、「我がせこが来べき宵なりささがにの蜘のふる舞兼てしるしも」。
衣通姫神 を祀る神社
(玄松子が参拝した神社のみ)
(玄松子が参拝した神社のみ)
玉津島神社 | 和歌山県和歌山市和歌浦中3−4−26 | |
下立松原神社 | 千葉県南房総市白浜町滝口1728 | |
伊奈波神社 境内 和歌三神社 | 岐阜県岐阜市伊奈波通1−1 | |
白河神社 | 福島県白河市旗宿関ノ森120 | |
加志波良比古神社 | 石川県珠洲市宝立町柏原40−35 | |
住吉神社 境外社 下照姫神社 | 福岡県福岡市博多区住吉3−1−51 | |
賀茂別雷神社 境内 橋本社 | 京都府京都市北区上賀茂本山339 |
【 衣通姫神:玄松子の祭神記 】