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善女竜王 |
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善女竜王
ぜんにょりゅうおう
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ぜんにょりゅうおう
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- 天長元年(824)二月、空海が宮中の神泉苑において請雨経の法を修した。
真言を唱え祈雨の念をこらすと、薄雲が湧き起こり、やがて厚い雲となって、
天地を暗くするほどの激しい雨が降り始めた。
- その時、神泉苑の池に、状余の蛇に乗った金色の龍が現れた。
これが善女竜王。
- 一般に形像は雲に乗る龍神の背に立つ唐の官人の姿に描かれる。
その代表的図像である定智本によれば、その左手には宝珠を盛った鉢を持つ。
【 善女竜王:玄松子の祭神記 】