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明日香・橿原式内社巡り 一日目
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2月11日から三連休を利用して、明日香・橿原方面の式内社巡りをした。
前回訪れた時は、徒歩で、畝傍山周辺と田原本町周辺だけだった。
今回は事前に地図で位置を確認、とにかく多くの式内社を見ることをテーマとした。
それと、新しくなった大神神社拝殿も。

ということで、今回の雑記は、その三日間の「超高速式内社巡り」を掲載してみよう。

● 2月10日 三連休前日
玄松子は福岡に住んでいるので、前夜に夜行高速バスで奈良を目指す。暖房の効き過ぎで暑くて眠れない。斜め後ろの鼾も気になる。

● 2月11日 朝7時頃、天理駅に到着
 大神神社(三輪)
JRで、天理駅から三輪駅へ。新しくなった大神神社参拝。
早朝の神社は、実にすがすがしい。
以前、出雲で、早朝6時に山中の神社に行ったことがある。まだ日の出前で暗かったが、山の輪郭が明るくなる気配で、非常にすがすがしい気持ちになった。同じような暗さでも、夕方の神社は、何故か、さびしく怖い。

境内では、神職の方々が忙しそうに立ち働いている。拝殿前を通過するときは、皆、拝殿へ一礼して通過する。玄松子も真似て、一礼し撮影。三柱鳥居が見えるが、うまく写せない。撮影中にも何人か、地元のの方が参拝に来る。出勤前に参拝に来た感じだ。帰る時も、鳥居の所で振返り、一礼している。ちょっと感動。

 春日神社
大神神社から、桜井駅まで歩く。途中に神社があった。春日神社。今回の予定にはないが、ウォーミングアップとして、撮影。

 大神神社(粟殿)
春日神社で、地図を確認。桜井駅への途中、粟殿に、式内社大神神社がある。路地を入って、クネクネと進む。街中にある神社。神紋の確認を忘れた。

 甘樫坐神社
桜井駅から八木駅乗り換えで橿原神宮駅。駅前でレンタサイクルを借りる。いよいよ、スタートだ。今日は明日香中心で、坂道が多いはず。マウンテンバイクを借りる。

橿原神宮駅から、東へ。甘樫丘を目指す。途中の大歳神社は前回、徒歩で参拝したので、道に見覚えがある。地図を確認しながら、路地に入ると甘樫坐神社。

想像とかなり違うぞ。公民館か寄合所のような拝殿。境内は狭い。裏に回るが囲いがあり本殿に近づけない。手を伸ばして撮影。近所の子供達が「おはよう」と声をかけてくる。「おはよう」。
地図を確認し、飛鳥坐神社を目指す。

 飛鳥坐神社
自転車に跨り、足元を見てびっくり。マウンテンバイクはチェーンカバーがない。ズボンの裾が油で真っ黒。ズボンの替えは持って来ていない。これは、まずい。さらに、マウンテンバイクの前傾姿勢で、腰が痛くなる気配。これも、まずい。急いで橿原神宮駅に戻り、自転車を籠付のママチャリに代えてもらう。ギアがなくちょっと不安だが。

道を引き返し、甘樫丘へ。丘に沿って進む。??、道が違う。甘樫丘に沿って地図にない立派な道が出来ている。このままでは南に行ってしまう。飛鳥坐神社は東だ。道を引き返し、東へ向かう。道の奥に鳥居、そして階段発見。階段下の駐車場に自転車を止める。社務所を覗くが無人。先に参拝することにする。拝殿は修築中で、周りの木々もなく、さびしい姿。ただ、そのおかげで本殿の撮影も容易。

境内を一通り撮影し、社務所へ。呼び鈴を押すと女性が応対。朱印をいただき、お守りを購入。

 酒船石
飛鳥坐神社から少し南。案内があるので、簡単にわかる。階段を上ると、石があるだけ。1分で終わる。

 治田神社
地図を見ると、岡寺の近くらしい。事前に確認出来なかったが、とりあえず、岡寺を目指して南へ。参道下に鳥居がある。「寺に鳥居?」と思いながら坂道を登る。自転車は途中の駐輪所に置く。岡寺は観光客で賑わっていたが、そこは目的ではない。岡寺向かいに境内らしきもの。道端の石碑に「治田神社」とある。

鳥居がないが、多分、下の鳥居は、この神社のものだろう。帰りは、拝殿から階段を降りると、岡寺への参道途中に出る。上りでは気づかなかった。

 気都和既神社
岡寺から南へ行くと、石舞台がある。その横を通過し、東方向、多武峯方面へ向かう。
最初はなだらかな坂道、が、長い。先が見えない。どこまでも続く坂道。地図を見ると1Km以上ある。石舞台側に自転車を置いて歩こうか、と思ったが、「自転車だと、帰りは楽だ!!」と閃き、押していくことに決定。

山の木々、鳥のさえずりを聞きながら、自転車を押す。が、とにかく長い。
途中で一服するが、汗がじんわり。暑い。さらに自転車を押す。風景が目に入らなくなりかけた頃、上りは終わり。左手の森に赤い屋根が見えた。到着。狭くて暗い境内。ちょっと不気味だ。

参拝を終え、待ちに待った下り。これは速い、ほてった体に風が涼しい。
が、忘れていた。今は2月。じっと立っていても寒い季節。体温は急激に奪われ、汗は気化し、寒い。いや、寒いというより、冷たい。たまらない冷たさに、歯がガチガチとなり始めた頃、下り終了。自販機で温かい飲み物を補給し、やっと生き返る。死ぬかと思った。

 飛鳥川上坐宇須多伎比賣命神社
石舞台から、15号線を東南に向かう。ペダルが重い。やや上ってる感じだ。この「やや」が曲者。自転車を押すほどではないが、シンドイのだ。
そして、到着。道沿いにある。傾斜の急な階段を上ると、境内。拝殿は遥拝造で、裏にも扉がある。面白い。

下りの階段で、地元の方とすれ違う。「この階段怖いですね」などと一言二言、言葉を交わす。

 加夜奈留美命神社
しばらく東へ進むと、集落らしき家々。たしか、この中のはず。
狭い路地を自転車を押しながら進むと、あった。寺の横に、狭い神社。眺めていたら、地元の女学生が不審な目で見る。

 呉津彦神社
加夜奈留美命神社から石舞台方向へ戻る。ほとんど漕がなくても自転車は進む。楽だ〜っと叫ぶ。
途中、飛鳥駅方面へ向かう道で左折。丘超えの道を登る。疲れてきたので、もう無理はしない。さっさと自転車を降り、押して上る。下りに入る前に、手袋・マフラーで防寒する。同じミスは犯さないのだ。

下り坂突き当たりに、森が見える。神社がありそうな雰囲気。このあたりから、木々の感じで、神社の匂いがわかるようになる。不思議だ。地図で確認すると、於美阿志神社らしい。

突き当たり手前で左折し、栗原集落の中へ。すぐに鳥居が見つける。階段を上がると、あっさりとした神社。拝殿もなく。さびしい。

ここで、非常な空腹感。あたりに店はない。飛鳥駅まで我慢する。

 於美阿志神社
さっき、確認したので、あっさり到着。ここは本殿がない。石塔婆がある。向うからは森に見えたが、境内の木々は疎ら。

空腹の極み。飛鳥駅へ向かう。

 櫛玉命神社
飛鳥駅近くのコンビニで、ホットドックを買い、駐車場の車止めで食事。レンジで温められているので、体も暖まる。レンタサイクルは5時までに戻さなければいけないので、さっさと食事を終える。

踏切を越え西へ進むと、道脇に小道。「怪しい」。小道に進むと、階段、その上に鳥居。境内には牛頭天王社などがあるが、皆、祠がなく、磐をまつっている。参拝を終え、境内の石に腰掛け、地図を確認。残り時間も少なくなってきたので、残りのコースを再検討する。

 許世都比古命神社
踏切に戻り、線路沿いに北へ。飛鳥駅近くで西へ。右方向の丘の上に森がある。脇道へ自転車を進めると、鳥居発見。勘が冴えてきた。小さ目の鳥居だが境内は細長く、奥は少し広くなっている。ここも拝殿がない。この辺りの神社の特色だろうか。

 牟佐坐神社
一旦飛鳥駅へ戻り北上。岡寺駅のすぐ西にある丘の上。丘全体が境内らしい雰囲気。階段を上り拝殿に参拝。

えっ、本殿が見えない。拝殿横から高い塀が裏まで続き、本殿を隠している。手を伸ばしても届かず、かすかに見えるところでは、木々が邪魔で、撮影できない。周りを探索しても駄目。ここは諦める。

 巨勢山座岩椋神社
岡寺駅から、北西、鳥坂にある、「春日神社」を探す。団地の中を横切ると、鬱蒼とした小山が見えた。が、入るところが見当たらず、結局、山の周囲を一周した。
森の中へ続く参道は暗くて不気味。ハイキングらしい夫婦は、その鳥居の前を素通りしていく。

鳥居の額には「巨勢山座岩椋神社」とある。えっ「春日じゃないのか?」。鞄から資料をだす。何度も確認するが、確かにここのはず。
参道を進み、暗い境内に入る。ここも本殿周りに塀があり、本殿をうまく撮影できない。

 稻代坐神社
鳥坂から西へ道沿いに進み、川を越えた辺りにあるはず。畑の中に、こんもりと森が見えた。遠目にもすぐわかる。鳥居の横で、作業をしている方がいた。参道を整備しているのか。
ここも、森に見えたが、境内に入ると、木々は疎ら。非常に明るい印象だ。本殿に西日が差すので、ベストポジションを探し撮影する。

ここで、本日の予定は終了。後は、戻るだけだが、時間が少しある。地図を見ると、隣の高取町越智に式内社。ここから、かなり近いぞ。

 天津石門別神社
ということで、越智へ。集落の中にあるので、自転車を押しながら探す。路地の奥に、鳥居を発見。参道に入る、

が、鳥居前の民家の玄関に、犬がいる。かなりの大きさ。「大きな犬はおとなしい」と、心に念じながら近づくが、願いは届かず。猛烈な勢いで吼えてくる。繋がれているロープの長さ、犬の大きさ、路地の狭さを計算する。なんとかギリギリで、横を通れそうだが、かなり、びびる。
一旦路地から出て、周囲を一巡りするが、入り口は一つ。周囲を回っていると、あっちこっちの家々の犬が吼えまくる。部外者のあまり来ない地域なのか。
仕方なく、さっきの路地へ。またもや、犬は狂ったように吼える。自転車を盾に、突っ切ることを決意するが、しばし、躊躇。
と、玄関が開き、中からその家の方が出てきた。これだけ吼えてるんだから当然だ。で、「神社に入りたいんですが」とお願いし、犬を押さえてもらう。すかさず通過。

さっき、周りを見た時に気づかなかったが裏にも小さな出口発見。これで、安心して出られることを確認し参拝。
本殿はない。拝殿裏に、高い土台があり、石で囲いがある。台に飛び乗り覗くが木があるだけ。後で調べたら「御神木」とのこと。罰当たりなことをしたかもしれない。が、もう遅い。

これで、2月11日は終了。橿原神宮駅へ、自転車を返しに行く。

今日の参拝を、心の中で反芻していたら、道に迷ってしまった。「なんとかなる」と気楽に、車の流れに沿って進むが、ぜんぜんわからない。仕方なく、道を聞く。「ここは浮孔だよ」。なんと、反対方向に向かっていたようだ。「あの山が畝傍山だから、あれを目指すといい」と教わり、方向転換して自転車を漕ぐ。時間は残り少ない。あせる。

途中何度も道を曲がるが、その都度、畝傍山を探し軌道修正。昔の人は、道路標識なんてないから、こんな感じで、旅をしていたのかなぁ、と感傷にひたっている場合ではない。時間がないのだ。レンタサイクル屋へ到着したのは5時5分前だった。セーフ。

ホテルにチェック・インし、デジカメのスマートメディアからノートPCへ転送。
明日の予定を検討する。明日は、橿原市内をうろつく予定。近鉄線の東側を北上し、西側を南下する予定。



最終更新日:2013/10/09
【 明日香・橿原式内社巡り 一日目:玄松子の雑記帳 】

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