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羽山戸神 |
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羽山戸神
はやまとのかみ
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はやまとのかみ
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- 羽山戸神は大年神の御子神。
- 『古事記』によると、大年神と天知迦流美豆比売神が婚姻して以下の十人の御子神が生まれた。
奥津日子神、奥津比売命(大戸比売神)、大山咋神(山末之大主神・鳴鏑神)、庭津日神、阿須波神、波比岐神、香山戸臣神、羽山戸神、庭高津日神、大土神(土之御祖神)。
これらの神々は、竃や屋敷、庭、農地など、農業生活(稲作)のための神々だと思う。 - 羽山戸の名義は不詳。山麓の土地の神格化とする説がある。
- 『古事記』によると、羽山戸神と大気都比売神が婚姻して以下の八人の御子神が生まれた。
若山咋神、若年神、若沙那売神、弥豆麻岐神、夏高津日神(夏之売神)、秋毘売神、久久年神、久久紀若室葛根神。 - 羽山戸神と穀物神である大気都比売神との婚姻によって生まれた神々は植物の成育を示しており、
羽山戸神が、山裾の肥沃な土地の神であると想像できる。
【 羽山戸神:玄松子の祭神記 】