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建嶋女祖命神社
たつしまめおやのみことじんじゃ
徳島県小松島市中田町字広見42

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式内社 阿波國那賀郡 建嶋女祖命神社 |
徳島県小松島市にある。
JR中田(ちゅうでん)駅の北1Kmほどの中田に鎮座。
参道入口に新しい鳥居が立ち、
参道の奥に、小島のような丘がある。その丘が境内。
勝浦川の分岐点に近い場所にあり、
社名が示す通り、古代には本当に島だったのかもしれない。
鳥居扁額には「建島神社」と刻まれていた。
階段を登ると鳥居があり、丘の中央部に社殿がある。
本殿は、拝殿の後方に附属したコンクリート造り。
境内の地面が、変った感じだった。
土ではなく、ゴツゴツとした岩の上のような境内。
ひょっとすると、この丘は岩でできているのかもしれない。
創祀年代は不詳。
三代実録に記載の
元慶七年十二月二十八日に従五位下から従五位上の神階を授けられた
埴生女屋神が当社のことであるという。
祭神は、建嶋女祖命であり、当地の開拓女神を祀ったものとされている。
祭神には異説があり、
埴安姫命とする説、下照姫命とする説、沖津比女命とする説など。
合祀の応神天皇(八幡宮)は、
もと、多家良村本庄八幡宮に鎮座していた神が、洪水で流れ、
江田村において、澤星八幡(中田西八幡神社)として祀られていたが、
明治末に、当社へ合祀されたもの。
神紋は稲の丸。
拝殿の中の幕に、染められていた。
鳥居 ![]() | 扁額に「建島神社」 ![]() |
神域の丘 |
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階段上に境内 ![]() | 社殿 ![]() |
境内の地面は岩? |
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【 建島女祖命神社 建嶋女祖命神社 (小松島市) 】
