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大御和神社
おおみわじんじゃ
徳島県徳島市国府町府中644
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徳島市国府町府中にある。
JR府中駅の南西数百mの位置にある。
通称「府中の宮」(こうのみや)。
境内の東に入口の鳥居があり、参道を西へ進むと、
正面に社殿が鎮座している。
境内の南半分は駐車場となっており、南側道路に面した鳥居から
車が出入りしているようだ。
その南側に面している道路を西へ500m程行くと、
惣社大御神のある観音寺がある。
当社を総社とする説がある。国府に近い立地条件と
当社が印鑰大明神と称されていたことが理由。
印鑰とは、国のハンコと国庫の鍵を意味する言葉。
当社の神紋は、その鍵を用いたものだ。
印鑰神社と呼ばれる神社は各地に存在し、
古代の国府の印鑰である場合や、大きな神社領地の印鑰である場合など。
基本的には、総社とは無関係な存在なのだが、
国司の尊崇により総社的神社となる可能性もなくはない。
これには、賛否両論ある。
七月の猛暑の中の参拝で、バテバテだった。
境内は、ギラギラとした真夏の太陽に照りかえされ、
陽炎すら立ち昇る空間だった。
境内中央の大木の木陰でしばらく休む。
東入口の鳥居 | 社号標と境内 | 参道 |
境内 |
本殿 |
境内社 | 江ノ島社 |
由緒 延喜式内小社で府中の宮と親しまれている。 王朝時代国司政庁が此の地におかれ阿波国古代 の祭政の中枢となったが、その国府の鎮守として、 国分寺と共に、累代国司の崇敬が厚かった社である。 創立の事情はよくわからないが、おそらくは国司 が大和の大神神社の分霊を祀ったものであろう。 本社はまた国璽の印及び国庫の鑰を守護せられし 神徳により印鑰大明神と称したと伝えられる。 −境内張り紙より− |
【 大御和神社 (徳島市) 】