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男山神社
おとこやまじんじゃ
香川県さぬき市寒川町神前寺尾3967
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香川県さぬき市にある。
神前駅の北東2Kmほどの、津田川にそった道路北側に鎮座。
道路に沿って参道が延び、南向きの境内があり、背後には小山。
神門をくぐり境内に入ると、正面に社殿。
参拝は年末だったため、社殿前には門松なども飾られて
迎春準備が完了した状態だ。
社殿の左側に、社日があり、その横に、枯れた御神木。
数百年も枯れた状態らしく、近づくと祟りがあるとの話もあったようで、
一説には、創祀の頃、京都男山から移されたともいう。
南流山男山八幡神社ともいい、
創祀年代は延喜7年4月28日。
本寺紫雲山極楽寺宝蔵院住職明印法印が、
勅により、京都石清水八幡宮を勧請。
一郡一八幡のはじめとして創祀されたという。
境内社は二社。
八坂神社(八嶋士奴美神 須佐之男命 稻田姫命)と、
金毘羅神社(大物主神)。
神紋は、八幡神社らしく三つ巴。
参道東側入口 |
境内入口 | 神門 |
境内 | 社殿 |
境内社殿 |
金刀比羅宮 | 拝殿 | 八坂神社 |
本殿 | 御神木 |
この御神木は延喜七年
四月二十八日(約壱千八
十年の昔)本神社創祀の
時、京都の男山(京都府
八幡市八幡高坊)石清水
八幡宮より移植された霊
験あらたかな枯木であり
ます。私たち氏子の手で
いつまでも残し伝えて参りましょう。 −境内案内− 男山神社
延喜七年(904)4月28日の創祀といわれ、醍醐天皇の御宇、当郡内で男山相応の地に八幡宮を勧請せよとの勅を拝し、本寺宝蔵院住職明印法印詔を奉じて勧請しました、一郡一八幡の始めである。山の形は東西に長く、前に大川があり、八月の御祭礼にはこの川で放生会がとり行なわれておった。 永承四年(1049)仏舎利の勅納があり、弘安四年(1281)6月宝蔵院住職正範は勅を奉じて本地供を修し、同年9月に官陟を賜った。 貞和年間兵火に罹ったので後世になって氏子により再建された。もと神前八幡宮と呼ばれていたが明治初年男山神社と改称し、村社に列せられ同40年10月24日神饌幣帛料供進神社に指定せられた。 −『平成祭データ』− |
【 男山神社 (さぬき市) 】