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大屋毘古神 |
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大屋毘古神
おおやひこのかみ
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おおやひこのかみ
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- 家屋の神。木の神。
- 『古事記』において、伊邪那岐・伊邪那美二尊による国生みの後、
建物関連の神、海神、水戸神などの神々を生んだ。
- 建物関連の神として、石土毘古神(石神)、石巣比売神(石砂神)、大戸日別神(家屋の戸の神)、
天之吹男神(家屋の屋根を葺く神)、大屋毘古神(家屋の神、屋根の神)、
風木津別之忍男神(風除けの神か?)。
- また、須佐之男命と佐美良比売命との間に大屋毘古命・須勢理比売命が生まれており、
須佐之男命の御子でもある。
- 『古事記』において、大穴牟遅神に八上比売が嫁いだことに怒った八十神の迫害が激しく、
母神が紀伊国の大屋毘古神の元へ逃がす。
さらに八十神が追って来たので、大屋毘古神は須佐之男命がいる根の堅洲国へ逃がす。
- 須佐之男命の御子で、紀伊国の神として、大屋毘古神と五十猛命を同神とする説がある。
- 「古事記伝」では大屋毘古神は大禍津日神と同神とする。
【 大屋毘古神:玄松子の祭神記 】