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宇夜都辨命 |
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宇夜都辨命
うやつべのみこと
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うやつべのみこと
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- 天神。出雲国宇夜輝の山峯に天降りした。
- 出雲国風土記、出雲郡建部郷の由来に、「先に宇夜の里と名づけたわけは、宇夜都弁の命が、その山に高天原からお降りになった。つまりその神の社が、今に至ってもやはりここに鎮座しておられる。だから、以前は宇夜の里といった。その後、改めて健部と名づけたわけは、纏向の槍代の宮で天下をお治めになった天皇(景行天皇)がおっしやったことには、「わたしの御子、倭健の命の御名を忘れまい」と仰せられて健部の制を定め給うた。その時、神門の臣古祢を、健部とお定めになった。そこで健部の臣らが、大昔から今になるまで、ずっとここに住まいしている。だがら、健部という。」とある。
【 宇夜都辨命:玄松子の祭神記 】