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副川神社
そえがわじんじゃ
秋田県南秋田郡八郎潟町浦大町字小坂45
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秋田県八郎潟町にある。
八郎潟駅の北東4Kmほどの高岳山(221m)の山頂に鎮座。
7号線から東へ入り、路地裏のような狭い道を
高岳山目指して進むと、お寺があり、その奥に参道入口がある。
参道入口の近くには、副川神社里宮の社殿があり、
社殿の前を通過して、右に曲がると、高岳山登山道入口。
ここから700m程度の山道を登る。
前回、秋田に来た時、大雨の中を里宮へは参拝。
山頂へ登るかどうか迷ったが、雨がひどくなってきたので断念した。
今回は、低い山なのでそれほど時間はかからないと思っていたが、
なかなかにしんどい修験道の登り道。
中腹までは、良く整備された階段が続き、
登り階段の先が途切れ、空が見えてきたので、
山頂に着いたのかと喜んだ場所は中腹。
右手に曲がると中の鳥居が立っていた。
中の鳥居の立っている場所は、非常に見晴らしの良い場所で、
八郎潟が一望できる。
汗をぬぐって、一服し、山頂を目指すが、
そこからの道は、時折雑草に覆われている。
山頂に到着したのは、朝の7時頃。
社殿は西向きのため、背後の木々の後ろに朝日が射し、
逆光の草の中に社殿が立っていた。
式内社・副川神社に比定されている古社。
当初は、大仙市の神宮寺岳山頂に祀られていたが、
佐竹氏が久保田城に治府を置き、北門守護のため
高岳山へ遷したものという。
当社の案内には、「日本最北の式内社」とある。
陸奥国にも、「日本最北」と称する式内社・志賀理和氣神社が存在するが、
大仙市が古社地であるとすると、志賀理和氣神社の方が最北となり、
現社地で考えると、当社が最北。
山頂の鳥居の向い(西側)、木の根元に祠が祀られ、中に石碑。
何を祀っているかは良くわからなかった。
鳥居 | 参道と里宮社殿 |
里宮 |
高岳山登山道入口 | 登山道 |
登山道 | 中腹にある中の鳥居 |
中の鳥居からの眺望 |
山頂の境内 |
社殿 | 本殿 |
山頂の木と境内社 |
高岳山 標高二二一.四メートル
山体は、森林火山岩類の普通
輝石、黒雲母、角閃石、石英安
山岩からなる。山頂の展望台からは躍進八郎 潟町が一望に見下ろし南方に湖 東平野、西方に寒風山、新生大 潟村が眺望できる。 山頂には日本最北の式内社(国社) 副川神社があり、山腹第三の鳥 居(通称中の鳥居)の石灯篭は、高 さ約2.5メートルの永久常夜灯で かつては八郎潟を往来する船に とって灯台の役目を果した。 −参道案内− |
【 副川神社 (八郎潟町) 】