![]() |
|
|
志波姫神社
しわひめじんじゃ
宮城県大崎市古川桜ノ目高谷地205

|
|||
宮城県大崎市(旧古川市)にある。
古川駅の北西3Kmほどの古川桜ノ目に鎮座。
江合川の北側、江合川にかかる桜の目橋の近くに境内がある。
境内入口は南側(だったと思う)。
参道入口に石鳥居が建ち、
鳥居の右手に「志波姫神社」と刻まれた社号標。
鳥居をくぐり参道を進むと朱の鳥居。
参道の右手は砂地の広場のような感じ。
さらに参道を進み、数段の階段を登ると社殿がある。
社殿は濃い褐色。入母屋造の拝殿の後方に本殿がある。
拝殿の屋根には桐紋が付けられており
中央には菊の紋。
社伝によると、
天平神護元年(765)の創祀。
式内社・志波姫神社の論社の一つで、
『三代実録』に「志波姫神従四位下」とある古社。
もとは現在地から7・800m離れた桜ノ目集落内にあったが
元禄六年(1693)、領主石母田氏によって
現在地に遷座された。
拝殿に向かって左手には、
横向きの大きな社殿と小さな祠がある。
本殿の左手には南向きの境内社。
こちらの祠の屋根には梅紋が付けられている。
『平成祭データ』には、末社として天神社と鹿島社の名前があるが
梅紋の付いた本殿左の祠が天神社だろう。
すると、拝殿左にある横向きの社殿は鹿島社かもしれないが、
『式内社調査報告』には、
神輿殿(旧鹿島神社拝殿)と書かれており、
鹿島社が明治四十一年に合祀されているとある。
また、『明治神社誌料』には、境内社に天神社と皇太神社の名が見える。
その神輿殿(鹿島社)の隣りの小祠には
小さな狛狐が置かれているので稲荷社だろう。
天神社の後方、井戸のような場所にも小さな祠。
厳島社か水分社か、とにかく水の守護神だと思う。
境内入口 ![]() | 参道 ![]() |
境内 |
![]() |
社殿 ![]() | 拝殿 ![]() |
拝殿 |
![]() |
石碑と天神社か? ![]() | 天神社後方の小祠 ![]() |
稲荷社と神輿殿か? ![]() | 稲荷社 ![]() |
【 志波姫神社 (古川桜ノ目) 】
