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飯野山神社
いいのやまじんじゃ
宮城県石巻市飯野字外吉野戸場127
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宮城県石巻市にある。
北上川の西、30号線の東にある飯野山(110m)の
南側中腹、飯野吉野に鎮座。
吉野集落の奥の山の中。
集落のはずれに参道入口の大鳥居が建っており、
鳥居の傍らには、三峯神社が祀られている。
鳥居の脇の車道を進むと、分岐路があり、
『延喜式内社 飯野山神社(吉野)』と書かれた社号標。
参道の横には、二つの祠と、
庚申などの幾つかの石碑が祀られている。
参道をさらに登ると境内。
境内の中央に赤いお堂のような拝殿がある。
この形式を宝形造というらしい。
拝殿の後方にある本殿は入母屋造。
創祀年代、由緒等に関しては不詳。
式内社・飯野山神社の論社の一つ。
『封内名籍志』に、
「吉野地有二社地址一。
相傳古昔有二神社一。
年代悠遠仍荒廃久。天保中。
郷党建レ社曰二雷電社一。」とあり、
天和三年(1683)、仙台藩士牧野又七郎が
当地の古松に落雷があったことを尊び
飯野山神社の古跡に雷電社が建てられたらしい。
ただし、『宮城県管内式内神社調』には、
吉野は、寛文二年頃に飯野から移住してきた人々が開いた地であると
上記の説を否定している。
飯野山神社跡地に祀られていた雷神社は、
現在、境内社に祀られている。
ほかにも八幡神社、八雲神社が祀られているらしいが。
また、当社への参道脇の祠には、
一皇子神社と山神社が祀られている。
参道入口 |
参道 | 参道の祠と石碑 |
境内 |
拝殿 | 本殿 |
本殿と境内社、雷電社か? | 本殿と境内社 |
【 飯野山神社 (飯野吉野) 】