おおみのひこ
香川県さぬき市寒川町石田東字蓑神甲1743

式内社 讃岐國寒川郡 大蓑彦神社

御祭神
大蓑彦命

香川県さぬき市にある。
旧大川郡寒川町。神前駅の南3Kmほどの蓑神にある
明神池の畔の丘の上に鎮座している。
畔の道が参道(馬場)になっており、突き当たりに鳥居。
階段を登ると境内があるが、最近、整備された感じで、
地面は赤土状態だった。

創祀年代は不詳。

地名が示すとおり、蓑の神を祀る。
異説として、素盞嗚尊が考えられており、
これは、『日本書紀』に、素盞嗚尊が蓑を身に着けていたという記述があるため。
他には、大水彦神が訛ったものという説もある。

往古は、現在地の東方にある山の上に鎮座していたといい、
古地の名を、「フルヤシロサン」と称しているらしい。

旧社格はわからないが、石田神社の境外末社であったようだ。

明神池の堤の参道を歩いていると、
池と反対側の土手の下に、なにかが祀られていたが、
当社との関係は、わからなかった。

神紋は、『式内社調査報告』には、五三桐と書かれているが、
境内の倉には五七桐の紋が付いていた。
桐紋は、五三桐、五七桐の区別が曖昧なので、
どちらでもよいのかもしれない。


大蓑彦神社
 当社は延喜式神名帳に「讃岐二十四座の一」とす、里人蓑神明神と奉称す、神社の北方に寒川渕ありて名水なり、寒川郡名之によって起ると云う。
 御祭神大蓑彦命は上古蓑を作り始め給ひし功績によりて称へし御名なるべしと云う。
 一説には素盞嗚命、又水霊神を祀ると云へり、神名帳考証に「寒川郡大蓑神社水霊郡名寒川郡因此神歟」と云う。
 特選神名牒に「水霊の説いと由ありて聞ゆ故考へるに延暦儀式帳に牟祢神社は大水上児寒川比古命寒川比女命と云う、又那自売神社は大水上御祖命なりとある。
 大水上神、大水上御祖命同神にて、此大蓑彦命も大水彦神の義ならん。
 郡名は寒川比古命、寒川比女命に由ありと思うべし」と記されたり。

−『平成祭データ』−