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式内社 土佐國香美郡 小松神社 旧村社 御祭神 不詳 小松氏の祖神とされる秦の功満王か |
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伝説につつまれているが、神体は社人も何処に
鎮座したか知らず、大工一人だけが知っており、柱の中に
安置してあったという。ストウ(現神社の東北)に御旅所が
あったが、昔神体を奉じて京より来村したとき、そこに奉
安して休んだところ、ここに松があり、その松にかたどっ
て松が茂るようになったという。また、一説にこのときに
杖をたてて、もし松が茂るようであれば小松の社として奉
祭することを誓ったところ、のちに松が繁茂したので小松
と名付けて祭ったという。地名・社名の伝説であるが、さ
らに『皆山集』には次の伝説を記してある。
傳曰、老女、神體を負て當村ニ来、須道ニ奉二鎮座一、
時日ヲ不レ移神飛テ光あり。光ヲ追テ見れハ谷岸ニ有二
神體一。則ここに奉二鎮座一、其老女の杖須道ニ立置く。
忽ニ葉を生出て松の木と成。今大木と、此松猶存す。
世稱して小松神社の松の木と云傳ふ。其老女を神ニ祭
る。則須道ノ姥神是也。姥神神体石須道座。此則神社を
負来りし老女の神霊と云。
−『式内社調査報告』− |