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式内社 讃岐國香川郡 田村神社 名神大 讃岐國一宮 旧國幣中社 御祭神 倭迹迹日百襲姫命 五十狹芹彦命 配祀 猿田彦大神 天隱山命 天五田根命 |
香川県高松市にある。
高松琴平電鉄一宮駅の近く。
線路の近くに鳥居が立ち、北へ参道が延びる。
参道は一度、道路で分断され、神明鳥居からさらに参道。
神門をくぐると、広い境内がある。
境内の北側には駐車場があり、そちらの大鳥居側の巨木には
当社のシンボルである布袋様が座って、参拝客をを出迎えている。
本社の右手(東側)には、宇都岐神社が鎮座。
その前に、素婆倶羅社(少名毘古那神)が鎮座していたが、
焼失したということで、現在、宇都伎神社の隣りに建設中。
そのため、工事の柵で、社殿周囲が囲まれ、
本殿・奥殿には近づけなかった。
日曜日には、境内で日曜市が開催されるらしく、
当社は、堅苦しさのない、気さくな雰囲気が漂っていたから
お願いすれば、柵を越えても大丈夫だったかもしれない。
社伝によると、元明天皇和銅二年の創建という。
別名、田村定水一宮大明神。通称、一宮さん。
田村というのは、地名に由来するもので、
一宮とは、讃岐国一宮であるところから。
当社、本殿の後方に奥殿という建物が接続され、
その御神座の床下には深淵があるといい、この淵を「定水」という。
この淵に関しては、蛇や龍に関する伝承も残っている。
また、境内西に「花泉」、境内東に「袂井」があり、
当社が、水に関する信仰を起源とするものであることがうかがえる。
現在の主祭神は、倭迹迹日百襲姫命だが、
中世の諸書では、猿田彦大神、あるいは五十狹芹彦命とされ、
近世以降では、神櫛別命、宇治比賣命、田村比賣命、
水佐々良比古命の兄弟田村命など、一定していない。
が、やはり、田村の地の水神と考えるのが自然だろう。
境内には、一宮七福神と称して、宮島社の周囲に七福神像がある。
香川の「さぬき七福神」の中では、当社は布袋尊にあたるらしく、
宇都岐神社の前には、金箔が貼り付けられた布袋様。
ちなみに、さぬき七福神とは、
恵比寿 白鳥神社:東かがわ市、
大黒天 法然寺:高松市、
毘沙門天 香西寺:高松市、
弁財天 国分寺:国分寺町、
寿老人 与田寺:東かがわ市、
福禄寿 滝宮天満宮:綾南町(現綾川町)、
そして、当社の布袋尊。
今回、下調べをろくにせずに参拝したので、
写真撮影をしていないものが多いのが残念。
以下は、写真なしだ。
花泉(はなのゐ):境内西側、
百襲姫命が御手を洗った泉。
袂井(たもとゐ):境内東側、
百襲姫命が熱病に罹った時、侍女が袂を浸して水を奉った井戸。
休石:神社東方三丁、
百襲姫命、休息の石。
天降:神社南方二十丁、
旧御旅所で、田村大神が示顕された場所。