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湯神社
ゆじんじゃ
愛媛県松山市道後湯之町  Zenrin Data Com Maps display !!


二重亀甲に花菱

式内社 伊豫國温泉郡 出雲崗神社
式内社 伊豫國温泉郡 湯神社
旧県社

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御祭神
大己貴命 少彦名命
合祀 素盞嗚命 稻田姫命

愛媛県松山市道後温泉にある。
温泉街の中央、冠山の頂に鎮座。
車で、道後温泉本館の横から登ると駐車場があり、その横にある。
伊予鉄道道後温泉駅から、まっすぐに東へ進むと、
伊佐爾波神社があるが、その参道脇の
注連柱から階段を北へ登ると、当社の横に出る。

社殿は南向き。社殿の正面には、境内社である中嶋神社(田道守命)。
この中嶋神社は、四国分社として昭和三十二年、但馬国中嶋神社から勧請されたもの。

道後温泉に宿泊し、最終日の早朝、朝食の前に、ちょっと参拝。
周辺はまだ暗い、年末の朝。

別名、湯月大明神。
また、四柱の神を祭るため、四社大明神とも、
さらに、伊佐爾波神社の西にあるため、西宮とも呼ばれる神社。

湯神社は、景行天皇の御代の創建。
舒明天皇の行幸に際し、社殿を新築。
往古、当地の東二町の鷺谷にあったが、
温泉の埋没のため、現在地・冠山にあった出雲岡神社境内に遷座した。

出雲岡神社の創祀は不明だが、
出雲の神を祀った岡(冠山)の神社の意味だと思われる。

湯神社が、その境内に遷座し、後に相殿となる。
宝永四年、地震により出湯が停止したため、
湯神社で出湯の祈祷が行われ、再び現在のように温泉が出たという。
その功により、湯神社は境内社から、
出雲岡神社と対等の、同一境内別社となったが、
明治以後、湯神社を主とする神社となった。
温泉地の守護神としては、湯神社の方が相応しいのだろう。

湯神社のあった鷺谷は、鷺が痛めた足を
温泉に浸して治療したという場所。
鷺は、道後温泉のシンボルにもなっている。

主祭神は、大己貴命少彦名命
二神が、国土開発のため当地を訪れた時、
少彦名命が病み倒れてしまったが、
大己貴命が、その身体を湯に浸したところ回復したという。

本殿の両脇に、三穂社(事代主命 蛭兒命)と八幡若宮社(大鷦鷯尊)。他に、
一遍上人の父・河野七郎通廣を祀る児守社(神大市姫命 鎭疫神 河野七郎通廣)がある。

神紋は、亀甲に花菱。出雲系の神紋だ。


境内入口

階段上の御神木

境内

拝殿

中嶋神社

本殿

中嶋神社本殿

湯神社
 祭神は大己貴命少彦名命の二柱で、例祭は10月6日である。 当社は延喜式内社でその由緒は古く、もと鷺谷に鎮座したが、 温泉埋没の際に現在地冠山の出雲岡神社の祭神、須佐之男命稲田姫命が祭られる境内に移され、いつしか合祀して四社大明 神ともいった。また。伊佐爾波神社より西にあるので西宮とも 称した。社伝によると舒明天皇は道後行幸に際して神殿を新築 されたといい、以後国司あるいは領主らの崇敬をうけた。正月 の初子の神事は世に知られている。

−境内案内より−



【 湯神社 (道後温泉) 】

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