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石手堰神社
いわていじんじゃ
岩手県奥州市水沢区黒石町字小島1
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式内社 陸奥國膽澤郡 石手堰神社 |
岩手県奥州市水沢区にある。
陸中折居駅から東へ4Kmほど。
北上川を越えて左折(北上)し、1Kmの場所。
道路の左手にこんもりとした森があり、南側に赤い鳥居が鮮やか。
鳥居をくぐり、森の中へ入ると、ちょっと広い場所がある。
静かで暗い境内。森の天頂部から射し込む明かりがスポットライトのようだ。
境内の鳥居の後方に階段があり、階段の上に社殿が鎮座している。
創建年代は、景行天皇の御宇という伝承もあるが、不詳。
式内社・石手堰神社に比定されている古社。
通称は、黒石神社。
社伝では、陸奥二宮として二宮明神とも呼んでいたようだ。
社名に関しては、岩手の地名との関連を指摘する説や、
北上川の「石堰」の守護、つまり水神とする説などがある。
三代実録には、貞観4年(862)正六位上を授けられたとある。
境内には雑草がなく、綺麗に維持されているし、
階段上の狛犬が、この日は笑っているように見えた。
入口の赤い鳥居が、鮮やか過ぎるという印象だが、
そのコントラストが、当社の古風な味わいを際立たせているともいえる。
社号標 | 鳥居 | 境内と御神木 |
境内 |
境内社 | 参道階段 | 階段上に社殿 |
社殿 | 社殿 |
狛犬 | 本殿 | 狛犬 |
境内から鳥居 |
【 石手堰神社 】