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鳥屋神社
とやじんじゃ
宮城県石巻市羽黒町1−7−1  Zenrin Data Com Maps display !!

式内社 陸奥國牡鹿郡 鳥屋神社
旧村社

御祭神
鳥屋神社 猿田彦神 船御魂神
羽黒神社 倉稲魂神 大物忌神

宮城県石巻市にある。
石巻駅の南500mほどの羽黒山(鰐山)の上にある。
周囲は羽黒山公園になっており、
山の南側から、神社への参道階段が続いている。

が、神社境内まで車道があるので、車で参拝。
ということで、参道を歩いていない。
ひょっとすると、麓の参道入口に鳥居が
建っているのかもしれないが、それは見ていない。
境内にある鳥居は、石の神明鳥居。
大きな社殿は南向き。
拝殿の後方に、垣に囲まれて本殿がある。

駅からも近い、市街地の公園にある神社なので、境内も綺麗。
参拝は、夏の休日。曇天の早朝。
当社に向う道では、ポツポツと雨も降っていたが、
当社に着いた時には止んでいた。

社伝によると
鳥屋神社は、仁徳天皇五十五年東夷御征討の折り、
伊勢神宮内宮末社猿田彦大神に御勅願あり、
無事、東奥伊寺之水門鳥屋岬に着船し、
官軍、しばしば利あり、因って当地に祀ったという。

山下町にある鳥屋崎神社とともに、
式内社・鳥屋神社の論社の一つである古社。
一説には、山下町にある鳥屋崎神社が当社の奥宮であるという。

後、文治二年(1186)藤原秀衡が羽州羽黒山より
分霊し羽黒神社を勧請した。

境内には幾つかの境内社があり、
参道の脇にも、それらしき祠もある。
『平成祭データ』には、境内社として
八幡神社、水神宮、大井戸神社の名前が載っている。

本社社殿の右手に鳥居が建っており
扁額に「水神宮 龍神宮」と刻まれていて
石祠が並んでいたが、これが縦に並んでいて面白い。
他所ではあまり見ない配置だ。


境内

社殿

本殿

社殿

水神宮・龍神宮

縦に並んでいる

鳥屋神社・羽黒神社
御祭神御神徳
鳥屋神社猿田彦神
船御魂神
みちひらき・交通安全
海上安全・大漁満足
羽黒神社倉稲魂神
大物忌神
五穀豊穣・商売繁昌
厄除開運・安産守護
御由緒
 鳥屋神社は、「延喜式」に収められている牡鹿郡十座の一社 にして、人皇十六代仁徳天皇の五十五年東夷御征討の砌、伊 勢神宮内宮末社猿田彦大神に御勅願あり、静海心のままに東 奥牡鹿の鳥屋岬の津に着船し、官軍数々利有り、因りて此地 に創祀されたと伝えられます。
 羽黒神社は、文治二年 奥州大守 藤原秀衡公羽州羽黒山よ り分霊して、鳥屋神社に合祀され、享保九年仙台藩主伊達吉 村公金百疋奉献、又嘉永三年十月慶邦公御巡行の際金百疋奉 献され、五穀成就御祈願雨乞修法の時には金三百疋奉献あり たる由記載してあります。
 この様に、両社は往古より皇室の尊崇国守の崇敬頻る厚く、 中世以降石巻港開け、千石船多数出入りするに至っては、海 上安全の守護神、近世には特に永い歴史と伝統との上から、 交通安全の神としても極めて尊崇されております。
 現在の拝殿は寛延三年の建造、本殿は天皇陛下御在位六十 年記念事業として、昭和六十年改築竣工いたしました。
主な祭典
一月一日歳旦祭六月三十日大祓式
一月七日松明祭(どんと焼)九月第二日曜日秋季例祭
立春前日節分祭十一月中旬七五三詣
二月十一日紀元祭十一月二十三日新嘗祭
二月二十七日祈年祭十二月三十一日大祓式・除夜祭
五月第一日曜日春季例祭毎月一日月次祭

−境内案内板−



【 鳥屋神社 (石巻市) 】

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