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銀山神社
ぎんざんじんじゃ
長崎県対馬市厳原町樫根281−1
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式内社 對馬嶋下縣郡 銀山神社 |
長崎県対馬市にある。
下対馬の中央部東側。
佐須川に沿って東西に走る44号線から、少し南に入った場所。
ゲートボール場の横が参道で、幾つかの鳥居が並んでいる。
参道を歩くと正面に拝殿があり、後方に流造の本殿がある。
創祀年代は不詳。
式内社・銀山神社の論社だが、式内社・銀山上神社とする説もある。
社名は、延喜式写本によって、「カナヤマ」「シロカネ」等があり、
現在は「ギンザン」が普通となっている。
両部神道の時代には、六所大明神とも呼ばれたが
明治になって、現社号に戻したという。
祭神の「諸黒神」とはどのような神であろうか。
境内には宗助国の「太刀塚」がある。
参道鳥居 | 境内鳥居 |
拝殿 |
太刀塚 | 本殿 | 参道案内 |
樫根の銀山神社の由緒として、神社明細帳に載
つてゐることは、
「延喜式神名帳」に載する社なり。承和七年十一月従
五位下を授けらる。貞観十二年従五位上を授けらる。
とあるが、承和七年の授位といふのは正しくない。これは
続日本後紀の当該記事は、「対馬嶋銀山神預二官社一」と
なつてゐる。
明治七年村社に列せらる。 −『式内社調査報告』− |
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