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 なみのうえぐう
[沖縄旅行] 沖縄県那覇市若狭1−25−11

琉球國一宮
旧官幣小社
沖縄総鎮守

御祭神
左神座 伊弉册尊 速玉男尊 右神座 事解男尊
相殿 竈神(火神) 産土神(鎮守神) 少彦名神(薬祖神)

沖縄県那覇市にある。
那覇市の中心部、市役所や県庁の北西1Kmほどの海の側。
崖の上に社殿が鎮座している。

境内入口、右手には孔子廟や護国寺。
左手の道を進むと自動車教習場やボウリング場があり、
周囲は繁華街というか、いわゆる夜の街。

鳥居をくぐり、坂を上るともう一つの鳥居。
正面には赤く美しい社殿。
社殿の前には、沖縄独特の焼き物の狛犬。
シーサーにちょっと似てる。ひょっとしたらシーサーかも。(未確認)

ハジョウグウともナンミーとも呼ばれる神社。

創祀年代は不詳だが、伝説では、
昔、南風原村に崎山の里主という者がおり、毎日釣りをしていた。
ある日、浜辺で光る霊石「ものを言う石」を見つけた。
それから、この石に祈ると不思議と豊漁となった。
これを知った諸神がこの霊石を奪おうとしたので、
里主は波上山(花城 ハナグスク)に逃れた。その時に神託があった。
「吾は熊野権現也 この地に社を建て祀れ 然らば国家を鎮護すべし」
そこで、王府に奏上し、ここに社殿が創建されたという。

この「海から来る宝物」は、
竜宮伝説やエビス信仰に通ずるものだと思われるが、
沖縄では、特にニライカナイ信仰と呼ばれているもの。
ニライカナイは、常世、理想郷とも解釈され、
海上彼方の異世界、他界であり神々の原郷。
ニライカナイから神が訪れ、人々に幸をもたらすという。

琉球八社の筆頭。
琉球八社とは、明治以前琉球国府から特別の扱いを受けた八つの官社で、
波上宮沖宮識名宮普天満宮末吉宮八幡宮天久宮金武宮のこと。

境内左手隅に2つの境内社、世持神社と浮島神社の仮宮。

境内右手を降りていくと砂浜に出る。
砂浜から見上げると崖の上に社殿の屋根が見える。
崖の周囲は鎖で結界されており、海の中まで続いていて面白い。
ただ、入るなというものではなく、登るなという感じではある。

崖の下部に穴が見える。
穴の中には何も無いようだが、ここも拝所になっているのだろう。

崖の後方、海の上に泊大橋という新しい橋がある。
歩道もあるので渡って見た。
エメラルドグリーンの海の上に突き出た岩の上の社殿が良く見える。
当日は、足場が組まれており、お色直しでもしているのだろうか。

岩の下部は波に浸食されて抉れている。
本殿の真後ろの崖にも大きな穴が見える。
少し窪んだ箇所があり、なにかありそうで、気になった。


沖縄総鎮守
旧官幣小社
波上宮(なみのうえぐう)
御祭神
主神伊弉册尊 速玉男尊 事解男尊
相殿神産土神(鎮守神) 少彦名神(薬祖神)
境内仮鎮座
浮島神社(天照大神奉斎・別称−長者宮)
世持神社(沖縄産業三大恩人奉斎)
御由緒
 当宮は古く沖縄独特のニライカナイ信仰(海の彼方より幸福を持ち来 る神々に祈る)に始まる
 その後この聖地に神のお告げにより王府が熊野三神を祀り以来朝野の 尊崇極めて篤く「端城(はなぐすく)」または「なんみんさん」などと称され親しまれてきた
 社殿の創建は不詳ながら史記『琉球国由来記』に薩摩の頼重上人が波上宮 の別当寺として波上山護国寺を開山(一三六八)しここ宮寺を王の祈願所と したとみえ創建時が伺われる
 また大永二年(一五二二)寛永十年(一六三三)享和三年(一八〇三) などには天災・火災などによる造営や再建の様子が史籍に散見される
 明治二三年(一八九〇)官幣小社に列格し豪壮な社殿を誇ったが先の大戦 の戦火で灰燼に帰した 昭和二八年(一九五三)ハワイの人々の赤誠により本殿 再建がなされた 昭和三六年(一九六一)には拝殿が県内外の奉賛により再興され 平成五年(一九九三)に戦後五十年にして全社殿の本格的御復興がなされた

−境内案内抜粋−



波上宮
那覇市若狭鎮座、祭神、伊弉冊尊、速玉男尊、事解男尊、例大祭五月十七日

由緒

当宮の創始年は不詳であるが、遥か昔の人々は洋々たる海の彼方、海神の国(ニライカナイ)の神々に日々風雨順和にして豊漁と豊穣に恵まれた平穏な生活を祈った。その霊応の地、祈りの聖地の一つがこの波の上の崖端であり、ここを聖地、拝所として日々の祈りを捧げたのに始まる。
波上宮の御鎮座伝説に[往昔、南風原村に崎山の里主なる者があって、毎日釣りをしていたが、ある日、彼は海浜で不思議な「ものを言う石」を得た。以後、彼はこの石に祈って豊漁を得ることが出来た。この石は、光を放つ霊石で彼は大層大切にしていた。この事を知った諸神がこの霊石を奪わんとしたが里主は逃れて波上山(現在の波上宮御鎮座地で花城とも呼んだ)に至った時に神託があった。即ち「吾は熊野権現也この地に社を建てまつれ、然らば国家を鎮護すべし」と。そこで里主はこのことを王府に奏上して社殿を建てて篤くまつった]と言う。以来、中国、南方、朝鮮、大和などとの交易(琉球王府直轄事業)基地であった那覇港の出船入船は、波上宮の鎮座する高い崖と神殿を望み、出船は神に航路の平安を祈り、入船は航海無事の感謝を捧げた。また人々は常に豊漁、豊穣を祈り琉球王府の信仰も深く、王みづから毎年正月には列を整え参拝し、国家の平安と繁栄を祈るなど朝野をあげての崇敬をあつめ、琉球八社(官社)の制が設けられるや当宮をその第一に位せしめ、「当国第一の神社」と尊崇された。明治の御代になるや、同二三年官弊小社に列格し、沖縄総鎮守としてふさわしい社殿、境域の結構を見るに至ったが、先の大戦で被災した。琉球朝野のあつい崇敬を受けて沖縄総鎮守の神として御神威は古今を通じて高く、海外貿易の海上交通、豊漁、豊穣、諸産業の振興を守護され、又身近には厄除、安産、家内安全、病気平癒の信仰は古昔よりあつく、近年は結婚式、建築関係諸祭祈願、商売繁昌、受験合格祈願、初宮詣、交通安全祈願等、諸願成就の神として神徳著しく、正に「守礼の邦」沖縄の永世泰平の守護を戴く御神徳である。
略年表、正平二三年(一三六八)頼重法印が当宮の別当寺として護国寺を建て王の祈願所とする。大永二年(一五二二)倭僧日秀上人、当宮を再興。慶長十年(一六〇五)倭僧袋中上人が「琉球神道記」の中に「当国第一の神社」と記す。元和九年(一六二三)「おもろ草紙」巻十が完成。歌中に御造宮の様子あり。寛永十年(一六三三)社殿炎上。同十二年再興。享和三年(一八〇三)社殿大破。それまでの三殿を一殿に改め三戸前として改築。明治二三年(一八九〇)官弊小社に列格す。御鎮座告祭式を行う(現、例大祭日)。昭和十年(一九三五)御再興三百年祭を行う。同十三年頃にかけ神苑の整備なさる。昭和二十年(一九四五)戦火激しく、御神体を奉じ安原宮司、摩文仁に避難。昭和二七年(一九五二)上原宮司復興に着手。本土、ハワイに呼掛け推進。翌年本殿、社務所を再建。鎮座祭を行う。(三六年拝殿を再建)昭和四七年(一九七二)本土復帰を迎え、沖縄復帰奉告祭を行う。皇室より玉串料を賜る。昭和六二年(一九八七)旧社務所並び参集所を撤去し、社務所を新築。平成二年(一九九〇)平成御大典記念に第一鳥居を改築。

−『平成祭データ』−





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