くしだ
福岡県福岡市博多区上川端町1−41

博多総鎮守
旧県社

御祭神
左殿 天照皇大神 (大神宮)
中殿 大幡主大神 (櫛田宮)
右殿 素盞嗚大神 (祇園宮)

福岡県福岡市にある。
福岡では博多山笠で有名な神社で、博多繁華街の真中に有る。
キャナルシティという新しい大型専門店街と
川端通りという古い商店街の間に位置する。

博多埠頭にには、浜宮が鎮座。

人皇第四十六代孝謙天皇天平寶字元年の創祀。

正殿(中殿)祭神の、大幡主大神は別名大若子命。
伊勢国櫛田神社を博多総鎮守産土神として奉祭したという。
天御中主尊十八世の孫・彦久良伊命の御子であり、
天照大神の側を離れず、その補佐をした神。

越の国(北陸)の賊徒阿彦を討伐することを命ぜられ、
大いに旗(幡)を挙げて戦いに勝ったので大幡主と呼ばれている。
越後や佐渡にも、この神を祀る神社がある。
佐渡大幡神社もその一つ。
外寇防御の神宣として、当地に祀られてという。

左殿の天照皇大神は、大幡主大神がその側を離れずに奉仕したことから
同じく奉祭されたという。

右殿の素盞嗚大神は、藤原純友の乱平定に際し
京都祇園の八坂神社に祈願したことから、その分霊を祀ったという。

境内はそれほど広くは無いが、雑然と多くの末社が祀られている。

旧県社、現別表神社
祭神は大幡主神・天照皇大神・素盞嗚神を祀る。博多の総鎮守。社伝によれば、天平宝字元年(757)伊勢国の櫛田神社(現在、松坂市)の分霊を当地に勧請したのに始まるという。一説に、天慶四年(941)山城国の祇園社を勧請したのが創祀という。

−『神社辞典』−

 『和漢三才図会』では、櫛田社の祭神は一座で、大若子命。後に天照大神と素盞嗚を合わせて祀ったとある。
 大若子命はその昔朝廷より越の国(北陸)の賊徒阿彦を討伐することを命ぜられ、大いに旗(幡)を挙げて戦いに勝ったので、大幡主命(おおはたぬしのみこと)の尊称を与えられた。