むなかた
福岡県宗像市田島

式内社 筑前國宗像郡 宗像神社三座(並名神大)
旧官幣大社

御祭神
市杵嶋姫神(辺津宮)
配祀 田心姫神(沖津宮) 湍津姫神(中津宮)

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福岡県宗像市にある。
宗像市役所の北西3Kmほどの田島に鎮座。
釣川の側に境内がある。

境内入口には大きな駐車場。
駐車場そばの祈願殿も大きく、
当社が、いかに崇敬されてる神社かがわかる。

参道を進むと神門があり、
神門の奥に社殿。
大きな拝殿の後方に、垣に囲まれた本殿がある。

「題字」は、御朱印を加工してみた。

創祀年代は不詳。
社伝によると、その創立は天孫降臨以前ということになっている。
それほど古くからある神社。

祭神は、天照大神との誓約の際に
素盞嗚尊の御剣から生まれた三柱の女神で
宗像三女神として有名だが、ちょっとややこしい。

『古事記』では、奥津宮=多紀理毘売命(別名 奥津島比売命)
中津宮=市寸島比売命(狭依毘売命)、辺津宮=多岐都比売命(田寸津比売命)

『日本書紀』では、田心姫(たごり)・瑞津姫(たぎつ)・市杵島姫(いちきしま)。

一書では、瀛津島姫(おきつしま)・瑞津姫(たぎつ)・田心姫(たごり)。

別の一書では、瀛津島姫(おきつしま)・瑞津姫(たぎつ)・田霧姫が宇佐に降臨とある。
かなり、混乱している。判りにくい。

宗像市田島にある辺津宮。沖の島の沖津宮、大島の中津宮の三社で宗像大社。
「道主貴(みちぬしのむち)」とも称され、道の祖でもある。
『日本書記』によると、
天照大神が、三女神を筑紫の国に降らせ
「汝三神は宜しく道中に降居まして、天孫を助け奉りて天孫に所祭られよ」
と宣らせ給うたという。

本殿周囲には多くの末社がある。
案内には108神とあるが、以前調べた時と違うものもある。

本殿右手から、数えてみる。
御鎰持神社御鎰持、伊摩、酒井、池田若宮、飯盛小盛、温濟殿、白鬚
牧口神社牧口、年毛、濱宮、西搭田若宮(前は西搭田)、池浦山王、久米、若八幡14
織幡神社織幡、飯豊、御霊、祓方、葦木、山手、波寄21
須賀神社祇園(前は須賀)、縫殿、内浦若宮(前は内浦)、酒田、伊久志、示現、熊野28
千得下府神社千得下符(前は千得下府)、北埼四所、須田、地主、厳島、下高宮、照日35
妙見神社妙見、荒熊、山部、御竃、山師、君達41
稻庭上神社稻庭上、宮地嶽、興里嶽(前は依里岳)、吹浦、土穴若宮、森47
藤宮神社藤宮、岡堺、楯嵜、上高宮、上袴、山下53
二柱神社伊邪那岐、伊邪那美55
百大神社住吉三神56
政所神社政所、朝拝、風隼、息送、九日、息正三位、矢房、風降天、大都加65
宇生神社宇生、指来67
宮田若宮神社宮田若宮、宰貴若宮、許斐、辻原若宮、十所王子(前は十所)、本木若宮73
浪折神社浪折、年津久、大井、飯盛、和歌、国玉79
国連神社国連、荒、渡津、柳牟田、蛭田若宮、人見85
孔大寺神社孔大寺、所主、龍主、止々、年所、祝詞91
和加神社和加、山口若宮、勝浦、年津兩上、酒多(前は酒田)、前戸97
正三位神社正三位、草上、四道、稗和、御船漕、天宮金宮103
津加計志神社津加計志、四道福松、祓方遠賀堺、山口御口代、須多田、加津浦109
貴船神社貴船、犬王丸、四道、小野井、息直、原比女115
大神神社大神、河上、五位、只下、御衣代、津田121

超えてしまった。 下線は福岡縣神社誌に記載のないもの。増えたのか。

荒垣外に、松尾神社(大山咋+若山咋+市杵島姫)と蛭子神社がある。

境内裏に、第二宮(沖津宮 田心姫)・第三宮(中津宮 瑞津姫)がある。
どちらも、神宮と同じ「唯一神明造」とある。珍しい。

裏の丘の上に、高宮(神籬磐境)がある。宗像大神の降臨地

宗像大社 旧官幣大社、現別表神社
 福岡県宗像郡玄海町田島に鎮座の辺津宮、大島に鎮座の中津宮、沖ノ島に鎮座の沖津宮の三宮を総称して、宗像大社という。田心姫神(たごりひめのかみ)を沖津宮に、湍津姫神(たぎつひめのかみ)を中津宮、市杵島姫神(いちきしまひめのかみ)を辺津宮に奉斎している。この三女神は、天照大神と素戔鳴尊が誓約をした祭に生まれた神とされ、宗像三女神とも宗像大神とも称される。

−『神社辞典』−