ならの
埼玉県熊谷市中奈良1969

式内論社 武蔵國播羅郡 奈良神社
旧村社

御祭神
奈良別命
合祀 火産靈命 建御名方命 大國主命 大日孁貴命
合祀 彦火火出見命 木花咲耶姫命 素盞嗚命 豐宇氣毘賣命

埼玉県熊谷市中奈良にある。
熊谷駅の北西4Kmほどの田畑の中。

田畑の中を参道が延び、その先に、こんもりとした鎮守の森。
森の中に境内があり、右には長慶寺という寺がある。
上の写真は、境内から参道を眺めた絵。

社名は奈良神社だが、鳥居・拝殿の額には「奈良之神社」とある。
よって、読みは「ならのじんじゃ」。

社伝によると、
崇神天皇第一皇子・豊城入彦命の4世孫であり
下野の国造であった奈良別命が、
治平終了の後、当地へ分け入り、開拓。
土民らが、その恩に感じ、徳を慕って
当社、奈良神社を創立したという。

中世以降は、熊野信仰の隆盛により、熊野社を合祀され、
さらに、修験の寺・長慶寺の配下となってしまい、
奈良神社の名は、熊野の影に隠れてしまったという。

当社は、リューマチに霊験の神として信仰され、
箒を奉納すると、全治すると信じられている。
ということだが、境内で箒の奉納は見当たらなかったぞ。

遠くからでも鳥居と杜は見えるのだが、なかなか近づけず、周囲を徘徊。

当社の東北500mの地点に、
「和銅四年 奈良神社涌泉舊蹟」の石碑があるらしい。
知らなかった。