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式内社 越後國魚沼郡 大前神社 稲荷五神(宇迦之御魂命,佐田彦命,大宮能賣命,大己貴命,神功皇后) 豊城入彦命 『神名帳考證』『特撰神名牒』 太田諸命(速魂命三世孫) 『越後風土記節解』『神社覈録』 大山祇命 『越後野史』 豊受比賣命 『明細帳』 南魚沼市大和町。八海山の西。 上越線五日町駅から5、6Km。浦佐駅からも同じくらい。 291号線の側、大崎トンネルの手前にある。 当社の側から、東へ延びる道があり、八海山大崎登山口になっている。 五月、桜の残る参道が、木々の茂る境内に続く。 階段上が広い境内になっており、 拝殿には、雪除けと思われる板が設置されている。
江戸時代、伏見稲荷の分霊を勧請し、稲荷と称していた。
よって、祭神は稲荷五神となっている。 また、八海山の登山口にあり、修験道との関連も。 |
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享保十五年(一七三○)、伏見稲荷神社の分霊を受け、稲
荷大明神を称した時期もあったが、寛政九年(一七九七)、
吉田家の宗源宣旨により、創始以来の大前神社に改称した
という。(『南魚沼郡誌』)これは寛政九年二月の「四郡式
内神社連印」に署名したことをさしていると思われる。大
前神社の項に「魚沼郡大崎村正一位大前神社稲荷大明神神
主山田弾正藤原吉家(別本には□□典膳藤原吉豊とある)」が
署名しているが、当社のみ黒印がなく、貼紙があって、「正
一位大前神社神主実名雖為自筆、其村役儀始産子共へ尋糺
所ニ證跡依為不分明一列印形相省也」とあって、論杜間の
紛争ではなく修験化の色濃い当社内に於て判然しないもの
があったことを思はせる。
−『式内社調査報告』− |