まつお
山梨県甲州市塩山小屋敷2256

式内社 甲斐國山梨郡 松尾神社
旧郷社

大山咋命 天照皇大神 大己貴命
配祀 譽田別命 足仲彦命 氣長足姫命

山梨県甲州市にある。
塩山駅の北へ4Kmの小屋敷に鎮座。

小屋敷簡易郵便局の側に、小さな鳥居が立っている。
昔は、その辺りから参道が始まっていたのだろう。
その参道を300mほど歩くと、大きな鳥居のある境内。
隣が学校になっている。

資料に、「社頭に日本武尊褥塚」があると書かれているのを
帰ってから発見したので、その写真がない。
参拝時に見落としたのだろうか。
あるいは、参道の左手に少し盛土らしきものがあったが、それか?

六柱の祭神を祀り、六所明神とも称された神社。
現在の六柱は、
大山咋命・天照皇大神・大己貴命・譽田別命・足仲彦命・氣長足姫命だが、
昔の資料には、
大山咋命・若山咋命・若年神・大己貴命・素盞嗚尊・蛙児命とある。

社記によれば、景行天皇41年の創祀。
その後、神明宮と八幡宮を合わせて、現在の祭神になったのだろう。

本殿屋根に割菱(武田菱)の紋が付いていた。

境内社が幾つかあるが、ほとんどが石祠や石碑の小さなもの。
参道横に弁天社。
境内左手に末社四社、吉備明神・新羅明神・太歳神・子安明神。
本殿左に巻之明神、本殿右に東照宮。
境内右手に業平社・蚕神社・天神社。

参拝は秋の日の午後。
境内には枯葉が程よく散って、
渋めの朱の鳥居とあって、良い感じだった。


松尾神社(六所大神)
塩山市小屋敷二二五六 中央線塩山駅三粁
祭神 大山咋命・大己貴命・天照皇大神・譽田別命・足仲彦命・気長足姫命
例祭 一○月一日 神紋 割菱
建物 本殿 神明造
境内 二八二〇坪 末杜 一〇社
氏子 五一五戸 崇敬者 二五七〇人
由緒 社記によれば、景行天皇四一年の創祀。 昔より松尾郷の鎮守であり、祭神六柱相殿に 由来して六所大神とも称し、延喜の制では小 社に列した。御朱印社領三石三斗余。社頭に 日本武尊褥塚というところがあり、塚の上の 桜の樹を褥桜という。元亀三年七月、於曾左 京亮信安祭礼田六貫五百文の所諸役共寄進の 証状、その他古物器がある。明治五年郷社に 列した。

−『全国神社名鑑』−