[HOME] > [神社記憶] > [中国地方] > |
|
池田神社
いけだじんじゃ
岡山県総社市槇谷字市井谷734
|
||
|
岡山県総社市にある。
総社駅の北10Kmほどの槇谷に鎮座。
高梁川に合流する槇谷川を遡り、
槇谷川が落合川と合流する地点。
槇谷川に沿って走る57号線の北側の山の上に境内がある。
境内に入るには、落合川にかかる橋を渡る。
橋を渡ると石の鳥居があり、鳥居の脇に「合祀記念」の石碑。
鳥居には、「産土神」と刻まれた扁額があり、
裸電球が二つ、ぶら下がっていた。
周囲には外灯も、町も無いので、
夜になると、きっと真っ暗になってしまうのだろう。
想像すると、ちょっと怖い。
当社に到着したのは、大晦日の夕方近く。
そろそろ暗くなり始める前にと、参道を急ぐ。
緩やかに登る参道にも、
ポツリ・ポツリと裸電球がぶら下がっている。
参道を上り切った所に、神門があり、
神門をくぐると、境内。
入口の雰囲気と違い、かなり明るくて綺麗な境内。
中央奥に、拝殿があり、後方に本殿がある。
当社に関する由緒などの資料は未入手のため、
創祀年代などはわからない。
ご祭神もわからないのだが、
当社に合祀されている古郡神社は
式内社・古郡神社の論社の一つだという。
槇谷に鎮座していた、旧村社・古郡神社は、
大正二年に、当社池田神社に合祀されたもの。
古郡神社の祭神は、吉備武彦命であるという。
拝殿には、ダンボール箱に入れられた蜜柑と
一升瓶の日本酒が置かれ、
「御神酒をお受け下さい」と書かれた紙が置かれていた。
大晦日なので、深夜から初詣客が来るのだろう。
その迎えのために用意されていたものだと思う。
賽銭を入れ、参拝を終えてから、蜜柑を一ついただいて、
参道を戻ると、鳥居の裸電球に明かりが灯っているのに気づいた。
参道入口にかかる橋 |
参道 | 鳥居脇に建つ合祀記念石碑 | 参道 |
神門 | 拝殿 |
境内 |
本殿 | 拝殿内部 |
合祀記念
大正二年十二月十三日元槙谷鎮座村社熊野神社古郡 神社金毘羅神社御崎神社荒神 社宍栗鎮座村社八幡神社荒神 社見延鎮座村社御崎神社荒神 社合祀社号改稱許可仝三年二 月十五日合祀濟大正四年五月 改築 −参道の合祀記念石碑− |