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山代神社
やましろじんじゃ
島根県松江市古志原町73
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島根県松江市、風土記の丘の北、古志原町にある。
古代に越(新潟)の人々が移住したとする説がある場所。
432号線沿いに、「山代神社参道」という案内がある。
向いのスーパーマーケットに車を置き、一応、買い物をして参拝。
創祀年代は不詳。
式内社・山代神社に比定されている古社で、
出雲国風土記に「山代社」とある神社。
山代郷は、大穴持命御子の山代日子命の坐した地であるという。
元は、茶臼山(神名樋山)にあったらしい。
寛文八年の大旱魃を機に、古志原の市右衛門、孫兵衛が
旧藩主の許可を得て、延宝八年、現在に遷座させ、
産土神として祀ったという。
鎮座地である古志原は、古代において越(新潟)の人々が
住み着いていた場所とする説がある。
明治五年郷社に列した。
境内に入ると雰囲気は一変する。
欝蒼とした境内。とにかく暗い印象。でも不快な感じではない。
本殿左右に、和田積神社と恵比寿神社。
瑞垣内に社日。拝殿左に幸神社。幸神社裏に石柱の須我神社。
神紋は、『神社名鑑』には「六角葵」とあるが、
境内社殿には「二重亀甲に花菱」が散見された。
境内 |
拝殿 |
幸神社 | 拝殿 |
本殿 |
和田積神社 | 本殿横の社日 | 恵比寿神社 |
参道鳥居横の歳徳神 | 須我神社 | 境内の石祠 |
山代神社 旧郷社 松江市古志原町 山陰本線 松江駅より四粁 祭神 山代日子命 例祭 一○月九日 神紋 六角葵 本殿 大社造一坪 境内 五八○坪 末社 四社 宝物 古志原開村誌 氏子 一五○戸 崇敬者 八二○人 由緒沿革 本社は大穴持命の御子山代日子命を祀れる神社にして、延喜の制により国幣の小社に列せられ、又出雲風土記所載の神社にして、又一に高森神社或は山代大明神とも称し古く山代郷神名樋山の半腹に鎮座ましまし延宝八年現在の地に移し奉る。明治五年郷社に列せらる。 −『神社名鑑』− 山代神社 島根県松江市古志原町。旧郷社。山代日子命を祀る。命は大穴持命の御子。『出雲国風土記』にみえ、延喜の制小社に列した。もと神名火山、俗に茶臼山に鎮座し高の森明神と称した。延宝八年(一六八○)現在地へ奉遷した。例祭一○月九日。−『神社辞典』− |
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