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彦佐須岐神社
ひこさすきじんじゃ
広島県福山市瀬戸町大字長和3098

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式内社 備後國沼隈郡 比古佐湏伎神社 |
広島県福山市にある。
JR福山駅から2Kmほど南下し22号線へ。
右折して西へ向い、水呑大橋を渡って芦田川を越え、左折。
そのまま南下を続ければ鞆の浦へ向うが、
すぐに右折し、72号線へ入り一山超えた志田原にある。
小道を少し入った場所。
72号線からは、畑の向うに鳥居が見える。
階段を数段上り、南に面した鳥居をくぐると、
境内だが、境内には志田原集会所がある。
拝殿の後方、少し登った所に本殿があるが、
新築間もない状態で、白木が鮮やかだった。
式内社・比古佐湏伎神社に比定される古社。
元は、現在地から南東に2Kmにある
彦山(430m)の中腹にあったが、
明治20年、竃神社境内であった現在地に遷座し、
明治43年に竃神社と、その境内社だった二宮神社・落神社、
拝立神社、桧木神社、山神社二社を合祀した。
元の祭神は、彦狭島命であったが、
遷座以降、天彦火々出見命になったという。
『式内社調査報告』によると、
当地は吉備の海部の居所であり、
その祖神・彦狭島命を祀ったもの。
彦狭島命は、孝霊天皇の御子。『古事記』では日子寤間命。
福山市内ではあるが、一山超えると民家は少なく、
のどかな山間の村の様相だ。
山を背にし、社前には畑が広がった、良い場所にある。
境内 |
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拝殿 ![]() | 本殿 ![]() |
鳥居扁額 ![]() | 拝殿から本殿 ![]() | 本殿 ![]() |
延喜式内社彦佐須岐神社
−境内案内より− |
【 彦佐須岐神社 】
