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染羽天石勝神社
そめばあめのいわかつじんじゃ
島根県益田市染羽町1−60
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式内社 石見國美濃郡 染羽天石勝命神社 |
島根県益田市にある。
益田駅の東2Kmほどの染羽町に鎮座。
益田川の北側、高校のグラウンドの横が参道。
北西に延びる参道の途中に鳥居が建ち、
鳥居の脇には、「式内 縣社 染羽天石勝神社」と刻まれた社号標。
参道の灯籠には、「瀧蔵大権現」と刻まれている。
さらに参道を歩くと、大きな神楽殿があり、
その奥に、石塀で囲まれた神門。
昔は、この位置に拝殿があったが、
老朽化のため解体し、神門を立てた。
よって、神門の奥の階段を登ると本殿があるが、
神門の場所で参拝するようで、
神門から奥へは行くことができない。
そのかわり、社殿の左手に境内社があり、
そちらの階段を登ると、本殿の真横に出ることができる。
本殿は、三間社流造で、国指定重要文化財らしい。
参拝時には、神門の石塀を修築作業中のようで、
境内には作業用の車が入り、アチコチにブルーシートが置かれていた。
社伝によると、聖武天皇神亀二年の創建。
上古、大和よりこの地に移住してきた春日族が
その祖神を祀ったものであるという。
また、大同三年、紀州熊野より十二社権現を勧請合祀して
瀧蔵山熊野権現と称するようになり、
天安二年正一位を授けられた古社。
当社は、徳川将軍家御朱印地を持った神社だそうで
神紋は葵の紋。
本殿隣の境内社は、未確認だが大元社だと思う。
参道 | 鳥居 |
参道 | 神楽殿 |
境内 |
神門後方、階段上に本殿 |
境内社(大元社か?) | 本殿 |
−境内案内板より− |
【 染羽天石勝神社 (益田市) 】