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生馬神社
いくまじんじゃ
島根県松江市東生馬町235

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式内社 出雲國嶋根郡 生馬神社 |
松江市内東生馬町にある。
市内から佐太神社方面へ向う途中で細い道を北上した突き当り。
境内には「牛荒神の大木」と呼ばれる木があり
木に藁が巻き付けられていた。
参拝時にはヤマタノオロチを表しているのかと思ったが
牛農家が祀っているらしい。
式内社・生馬神社に比定されている古社で、
神魂尊の御子・八尋鉾長依日子命を祀る神社。
出雲国風土記に、「生馬社」が2つ。
一つは東生馬にあり、もう一つは西生馬。
当社は東生馬の生馬社にあたる。
西生馬の社は、一般には式内論社とはなっていないが、
当社の元宮が、北の谷であり、里へ移ったと考えると、
西生馬も同じ場所から派生した後継神社の可能性があると思う。
社伝では、永禄六年、兵火にかかり、現社地に遷座したという。
祭神・八尋鉾長依日子命は、出雲国風土記にのみ登場する地方神。
鳥居前に「黒犬」が繋がれていた。むちゃくちゃ吼えられた。
ビビった。
帰りに、階段をゆっくり降りていくが、犬は此方を見ない。
さっき横を通ったので覚えたのかと、少し期待しながら、鳥居横を通ると、
また、狂ったように吼えまくる。その声は車に乗るまで続いていた。
神社への参拝でよく犬に吠えられる。
何故だろう。猫派だからか?
社頭 |
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境内入口の鳥居 ![]() | 階段中ほどの鳥居 ![]() |
階段上の神門 ![]() | 拝殿 ![]() |
歳徳神 ![]() | 本殿 ![]() | 本殿 ![]() |
牛荒神の木 |
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生馬神社 主祭神 八尋鉾長依日子命 合祀神 天照大神,高皇産靈神,神皇産靈神,他五柱の神様 御例祭 祈年祭 四月十五日 例 祭 十月十五日 新嘗祭 十一月三十日 大祓祭 六月三十日 由緒 八尋鉾長依日子の命は 神魂尊の御子にあら せられ、国土開発経営に際し、殊の外力を入 れ拓殖の道を開き給うこと風土記他所載によ り明らかである。 江戸時代までは、大宮大明神と稱え奉り生馬 郷七ヶ村の総鎮守として諸氏の信仰の篤き お社であった。 又、その昔、正月十五日には青竹の筒を用い 粥を炊き、早稲、中稲、晩稲の作況の占いも 行われていたこともある。 −境内案内より− |
【 生馬神社 】
