![]() |
|
|
諏訪神社
すわじんじゃ
島根県出雲市別所町72

|
||
式内社 出雲國出雲郡 出雲神社 |
出雲市(旧平田市)の山奥。
日本海側の河下町から、鰐淵寺へ向う。
鰐淵寺は、観光の名所なので案内も多く、出雲市内からでも迷わない。
案内に沿って走ると、鰐淵寺の下駐車場がある。
そこから登って行くと、上駐車場があるのだが、その途中。
分かれ道の所から狭い階段が山中へ続いている。その上にある。
知らなきゃ絶対にわからない。勿論当社の案内はない。
地元の方を見つけて、聞くしかないだろう。
階段を登ると木製の鳥居があり、その奥に社殿がある。
草木の中に佇む姿が、妙に印象的だった。
夕方の参拝で、この日の打ち切りに訪れたが、望外に美しかった。
天正十二年十月二十七日、別所白瀧に建立されたという。
式内社・出雲神社の論社の一つで、
出雲国風土記に「出雲社」とある神社。
鰐淵寺の領内にあり、中世には鰐淵寺によって祭祀が行われていた。
「雲陽誌」に「俚民傳て云、鰐淵寺開山上人信濃國より來たまふとき、
老翁三人迎に船にて出たまひ、その後老翁三所へ飛去ぬ。
一人は今の諏訪明神なり」とある。
明治五年村社に列した。
「出雲國出雲郡出雲神社」であるから、出雲の代表みたいな感じがするんだが。
本来の祭神は誰だったのか。八束水臣津野神だろうか。
階段途中に鳥居 ![]() | 社殿 ![]() | 社殿の額 ![]() |
境内 |
![]() |
【 諏訪神社 (出雲) 】
