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幡井神社
はたいじんじゃ
鳥取県鳥取市青谷町絹見802
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鳥取県鳥取市(旧青谷町)にある。
青谷駅と泊駅を結ぶ農道の中間地点、絹見に鎮座。
道路から少し北へ進むと、小さな丘の麓に鳥居。
階段を登ると神門があり、丘の上に社殿が見える。
周囲は田園地帯。琵琶の木が目立つ。
社伝によれば、宝亀三年(772)の勧請。
江戸初期には、幡屋大明神と呼ばれていた。
鎮座地は、三度変遷し、寛政九年(1797)に現在地へ。
前社地は、近くの小池山の麓にあったという。
主祭神は、天照大御神。
社名の幡井と、地名の絹見から、
機織の神を祀ったものだろうと想像できる。
社伝の神詠の歌が、建保五年三月二十六日の棟札に記されている。
「神垣につきせむはたや、きぬ立て、三つの守りをあたえみせつゝ」
往古は、因幡・伯耆にまたがる七ケ村の氏神であったが、
中世以降は絹見村の氏神となった。
明治元年、境内社末社・稲生社、字天王鎮座の摂社・稲生社、子守社を合祀。
明治四年村社に列し、
大正五年、字天王鎮座の無格社・引地社を合祀。
さらに、字長和鎮座の村社・長和瀬社とその境内社・水無瀬社を合祀。
社殿には、蔓柏の紋。
社号標 | 鳥居 | 階段上に社殿 |
社域 |
神門 | 社殿 |
境内社 | 本殿 | 境内から周囲の田園 |
【 幡井神社 (鳥取市) 】