[HOME] > [神社記憶] > [中国地方] > |
|
赤間神宮
あかまじんぐう
山口県下関市阿弥陀寺町4−1
|
|||
旧官幣大社 |
山口県下関市。僕のふるさと。
下関駅から国道9号線を東へ3Kmほどの位置。
さらに東へ進むと、関門大橋の下をくぐる。
関門海峡に臨む位置にあり、当社から関門海峡までを
「壇之浦」と呼ぶ。源平合戦最後の地である。
平家の敗北により、平家一門とともに入水崩御された
八歳の幼帝・安徳天皇を祀る。
建久二年(1191)の勅によって霊廟を立て、
阿弥陀寺と称していたが、明治の神仏分離によって、
安徳天皇社となり、その後、赤間神宮と改称した。
当社の大きな特徴は、龍宮様式の神門・水天門だろう。
朱に塗られた楼門は、青空の下で、非常に美しい。
境内には、平家一門の墓があり、その横には、芳一堂がある。
小泉八雲で有名な「耳なし芳一」は、当社がモデル。
当社(阿弥陀寺)にいた盲目の琵琶法師・芳一が平家の亡霊に取り憑かれた。
芳一を救うため、和尚が、芳一の全身に経を書いたが、耳に書き忘れ、
亡霊によって、その耳をちぎり取られた話。
大人になった今は、なんでもない話なのだが、
子供の頃は、ムチャクチャ恐かった記憶がある。
9号線に面して鳥居が立ち、龍神池の上に朱色の水天門が目を引く。
水天門の左には太鼓楼があり、その左に安徳天皇御陵がある。
水天門をくぐり、階段を上ると外拝殿。
その奥に内拝殿があり、後方に本殿が鎮座。
ということで、本殿はよく見えない。
水天門 | 境内入口 | 水天門 |
太鼓楼と水天門、下に龍神池と太閤石 |
水天門から社殿 | 外拝殿 |
内拝殿 |
社殿の左には、平家一門の墓が並び、その横に芳一堂が建っている。
堂内には、琵琶をかきならしている、みょうにリアルな芳一像がある。
水天供養塔の奥、社殿に向って平家一門を祀る小祠・七盛神社がある。
安徳天皇御陵 |
平家一門之墓 |
耳なし芳一堂 | 水天供養塔 (十三重御宝塔) | 七盛宮 |
社殿右には、小祠・天神社があり、
その右に、ちょっと大きな「日本西門鎮守」という八幡宮がある。
天神社 | 日本西門鎮守八幡宮 | 八幡宮本殿 |
八幡宮横の階段を上ると、大連神社・紅石稲荷神社がある。
が、残念ながら写真がない。
−境内案内より− |