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天神社
てんじんじゃ
岡山県笠岡市神島5335
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岡山県笠岡市にある。
笠岡駅の南東5Kmほどの神島天神に鎮座。
笠岡港にかかる神島大橋を渡り、
神島の海岸沿いを走る195号線を進み
少し海側に入ると、砂地の境内がある。
この付近は、カブトガニの繁殖地らしい。
境内は広く、駐車するスペースも大きい。
境内入口は南側のようだが
境内や社殿は海に面して北向き。
ということで、北の鳥居に回りこんで参拝開始。
が、参拝時刻が午後だったため、やや逆光ぎみ。
眩しい太陽に目を細めながらの参拝。
鳥居をくぐり境内を進むと正面に社殿。
海の側の砂地にあるためか、
拝殿は、やや海の家の雰囲気がした。
拝殿の後方には、瓦葺き流造の本殿。
拝殿内の扁額には「自在天神宮」。
参拝は年末の休日。
社殿には多くの提灯が提げられ、
社殿前には幟も立てられていた。
残念ながら、当社の由緒は未入手。
『式内社調査報告』によると、
神島御崎に鎮座していた御崎神社が
式内社・神島神社の論社となっているが
現在は・同所の天神社に合祀されている、
と記されている。
その天神社が当社だろうか。
当社は、神島の東部に位置しているが
御崎は神島の西端。
福山湾をはさんで備後の式内社・沼名前神社と対峙した地である。
社殿に提げられた提灯には、梅鉢の紋。
当社の神島天神祭(船による神輿の巡行)は、
笠岡市重要無形民俗文化財らしい。
鳥居 | 境内 |
逆光の境内 |
拝殿 |
本殿 | 社殿 |
『式内社調査報告』記載の、
当社に合祀されている御崎神社の元社地だが、
神島御崎に鎮座していたという。
神島の地図を見ると神島の西端に御崎という岬があり、
現在はキャンプ場やフィッシングセンターになっているようだ。
暇だったので、その御崎まで車で向かってみたが
御崎の少し手前、御手洗池の側にある見埼
に、
小さな神社を見つけた。
地図では、三日月神社と記されているが
鳥居扁額には、「御崎宮」と掲げられている。
上記の御崎神社と関係在るのだろうか。
残念ながら、この社に関する詳細も未入手なのだ。
御手洗池 |
境内入口 鳥居の左横に石を積んだ三日月神社 |
境内 | 社殿 |