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狩山八幡宮
かりやまはちまんぐう
島根県雲南市大東町下佐世狩山837
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島根県雲南市にある。
JR出雲大東駅の西2Kmほどの下佐世狩山に鎮座。
24号線(木次線)から300mほど北上したところ。
道に面して、南向きに境内入口がある。
階段を上ると鳥居があり、右脇に社号標。
左手に由緒書きがあったが、よく読めず。
参道を進み、階段を上ると、社殿のある境内。
拝殿の後方には流造の本殿がある。
社伝によると、聖武天皇天平元年、
佐世末葉遠江守源朝臣正真の霊夢に従い、
宇佐八幡宮を勧請したという古社。
中古、神仏混淆により、養安寺僧が祭事に参加していたらしい。
昭和二年、郷社に列せられた。
大正八年十二月、字清水に鎮座していた月根尾神社を合祀。
この月根尾神社が、式内社・佐世神社の論社で、
風土記には「佐世社」と記載されている神社。
『式内社調査報告』には、假山八幡宮とあり、
石清水八幡宮から勧請。
文禄四年佐世伊豆守正勝により拝殿が建立され、
明治になって狩山八幡宮となり、相殿に佐世神社を祀ったとある。
境内には、幾つかの境内社や五輪塔が祀られている。
『式内社調査報告』には、当社境内近くに
佐世伊豆守の墓地があり五輪塔があると記されているが、これらしい。
境内の隅に、小さな池というか泉があり、
祀られているのだが詳細は分からない。
『神国島根』には、神紋は三つ巴と記されているが、
社殿の屋根には、亀甲に三つ巴が付けられていた。
注連柱と鳥居 |
稲荷社? | 参道 | 社号標 |
拝殿 |
社殿 | 社殿 |
本殿 |
佐世伊豆守墓の五輪塔 | 池? |
境内社 | 社日 | 境内社 |
【 狩山八幡宮 (大東町) 】