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式内社 若狭國三方郡 彌美神社 旧県社 御祭神 室比古王 建御雷神 天兒屋根命 布都主神 比咩大神 大山祇命 |
福井県美浜町にある。
美浜駅から東南に3Kmほど、御岳山の西麓の宮代に鎮座。
周囲は田園地帯。宮代から農道を東へ進むと、
参道入口にある大鳥居が目に入る。
参拝した当日は、野焼きが行われ、
辺り一面、煙が漂って、格別の雰囲気だった。
境内の階段の上に、拝殿があるが、
その左右には、かなり大きな巨木が聳えている。
本殿は、基本的には流造だが、付属物が付いて、少々変わった形。
『若狭国志』によると、
大宝二年、伊勢の内外宮を祀り、
後に、二十六柱の神を配祀したため、
二十八所大明神と呼ばれるという。
社記には、「大宝二年、日月両輪を祀り」とあるらしい。
社殿には、月星の紋が付いていたのは、このためだろう。
昔、彌美神社と呼ばれていた神社がいつしか廃れ、
いつの時代にか、二十八所大明神として
再興されたものだと考えられている。
祭神・室比古王は、開化天皇の皇子・日子坐王が、
沙本之大闇見戸賣を妻として生まれた子で、若狭之耳別之祖。
というわけで、社名を彌美神社といい、耳明神とも呼ばれている。
社殿には、月星の紋と、桐紋が付いていた。
桐は、若狭周辺に多い紋で、当社独自の紋は月星紋だろう。