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物部神社
もののべじんじゃ
富山県高岡市東海老坂字川田1068
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高岡市東海老坂にある。
高岡から氷見へ向かう160号線、通称、氷見街道沿い。
高岡市街地から北上し、小矢部川を越えてゆるく登って1Kmほどを西へ入る。
氷見街道をそのまま登って北上すると海老坂峠を越えて氷見へ向かい。
東へ登ると二上山がある。そんな狭隘な場所に鎮座している。
物部神社の社号標から西へ参道が延び、突き当たりに鳥居。
鳥居から丘を上る坂道の参道になり、上りきって境内。
境内には拝殿と、その後に本殿がある。
が、本殿は覆屋の中で、見ることができなかった。
創建年代は不詳。
大彦命が北陸を巡撫された時、従って来た物部一族が、
大彦命帰京の後も、当地に留まったという。
後、天平年間、大伴家持が国司として赴任した時に
随行してきた物部一族が、
この地に物部祖神が祀られていることを喜び崇敬したという。
元は、さらに西の烏帽子山という山に鎮座していたらしく、
さらに古くは、氷見との境界の奥山にあったという。
中古には、物部八幡、海老坂八幡と呼ばれ、八幡宮を併祀している。
この八幡宮が、後に金沢卯辰山に勧請され、前田利家霊を合祀して、
別格官幣社尾山神社となったらしい。
拝殿には、梅鉢の紋が付いてた。
社殿は南向き。
参道の途中に、朱塗りの鳥居があるが、
以前は、この鳥居が氷見街道の側にあって、目印となっていたが、
160号線拡張等の理由で、参道の登り坂に移された。
ということで、今は注意していないと神社の場所を見落としてしまう。
社号標と参道 | 参道入口 | 参道の赤い鳥居 |
境内 |
社殿 | 社殿 |
【 物部神社 (高岡市) 】