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高於磐座神社
たかをいわくらじんじゃ
福井県大野市木本160−22
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福井県の大野市にある。
越前大野駅の南6Kmほどの木本に鎮座。
34号線(松ヶ谷宝慶寺大野線)に沿って流れる
清滝川を南に渡ったところ、だと思う。
(記憶が曖昧なのだ)
当初、『式内社調査報告』に記載の場所へ行ったところ、
そこには神明神社という神社があった。
「ちがうじゃん」と思いながら、
地図を見ても、当社の場所が記載されていなかったので、
周囲の道をグルグルと徘徊し、
神社の森らしき場所を探して、ようやく到着。
森の手前に鳥居が建ち、
参道に「高於磐座神社」と刻まれた社号標。
『平成祭データ』には「高於磐倉神社」とあり
『福井縣神社誌』には「高尾磐倉神社」とあって
漢字が様々だが、とにかくここが探していた神社に違いない。
入口の鳥居をくぐると鬱蒼とした森。
参道を進むと、もう一つの鳥居。
その奥に、開けた場所があり、後方一段高い場所に拝殿。
さらに後方一段高い場所に本殿がある。
境内は、字堂山といい、
寛永時代、松平直良が居城した春日城跡であるらしい。
創祀年代は不詳。
社伝によると
「当郡内式内神社九座の一座なり」。
明治四十三年三月二十三日、
社殿を三滴(地名)から移転し
春日神社と合祀した。
大正四年八月十六日、社殿を焼失し、
後、再建された。
『式内社調査報告』には、
元は鷹の巣(地名)に鎮座していたという。
その鷹の巣だが、木本から清滝川を遡って宝慶寺へ向う途中、
高さ数メートルの岩があり、そこが元の鎮座地であるという。
ところで、当社の位置として
『式内社調査報告』に記載されていた場所にあった
木本鎮座の神明神社だが、
まさに、木本から宝慶寺への道の脇にあり
境内の左手斜面には、大きな岩が転がっていたのが気になるが。
本殿の左右に、境内社が二つ。
雷神社(大雷命)と秋葉神社(火結命)だが
左右どちらかはわからない。
社域 |
鳥居 | 境内 |
境内 | 境内 |
境内と社殿 |
本殿 | 本殿 |
本殿と境内社 | 本殿と境内社 |
木本鎮座の神明神社境内 |