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林神社
はやしじんじゃ
富山県砺波市頼成1720
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富山県砺波市にある。
砺波駅の東6.5Kmほどの頼成に鎮座。
359号線を東へ進み、庄川を渡ると頼成。
11号線に突き当たって左折し500mほど北上して東へ入る。
西慶寺というお寺の北に、当社の境内がある。
境内入口は道路に面して南向き。
入口左手に「延喜式内林神社」と刻まれた社号標が立ち、
石鳥居扁額には「式内林神社」。
鳥居をくぐり参道を進むと正面に社殿。
拝殿・本殿ともに神明造だが、
拝殿は瓦葺、本殿は銅板葺だろうか。
拝殿の後方、本殿の前には神明鳥居が立っている。
参道の左手に手水石があり、その後方に大きな立石。
お寺などでよくみかける須弥山式石組のような感じだ。
参拝は10月の晴天の午後。
広くて綺麗な境内で日射しを浴びながらの参拝。
境内一面が芝生のようで気持ち良い。
創祀年代等の詳細は不明。五社権現とも称した神社。
社伝では大宝年間から日臣命を奉斎する拝師郷の式内社。
ただし『式内社調査報告』では、林鎮座の同名社を有力としている。
古来より近郷十三ケ村の維持により盛大な祭典が行われ、
社地社殿ともに広大壮大であったが、
永正三年(1506)、上杉謙信による兵乱で社殿を焼失し、
古記録等も失ってしまったという。
明治四十年指定村社となり、
大正二年に神明社、八幡社を、昭和十一年に金刀比羅社を合祀した。
昭和十六年五月、社前の西慶寺より失火により
部落大火の災禍に罹り社殿焼失。
昭和二十二年十一月仮殿から再建された。
現在の社殿は新しいので、平成になって建て替えられたのかもしれない。
社殿には丸に「林」文字を紋章化した紋が付けられている。
社頭 |
鳥居 | 手水石と立石 |
境内 |
拝殿 | 本殿 |
境内 |
【 林神社 (砺波市頼成) 】