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神目神社
かんのめじんじゃ
石川県鳳珠郡能登町藤波16−150−1−2
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式内社 能登國鳳至郡 神目伊豆伎比古神社 |
能登半島・能登町にある。
のと鉄道能登線藤波駅の東1Kmほどの場所。
249号線から、宇出津港の方向へ少し入ると、
道路脇の小さな丘の麓に鳥居が見える。
階段を上り、丘の上の林の中へ進入していくと、境内。
拝殿の後方に、覆いに囲まれた本殿がある。
神社としては、それほど大きなものではないが、
林の中に進入する雰囲気が良い感じ。
創祀年代は不詳。
主祭神は、迦爾米雷王。
開化天皇の孫・山代大筒城真雅王の御子であり、
日子坐王の末裔で、息長帯姫命(神功皇后)の遠祖。
往古は、藤波と藤瀬の境界の嶺に鎮座していたが、
いつの頃か、藤波に遷座。
明治四十三年に、村社・大宮神社、村社・八王子神社、
無格社・稲荷神社、恵比須神社、木俣神社を合祀し、
大正十年に、村社・大宮神社跡地(現在地)に遷座した。
元地は、現在地から北西に3Kmほどの場所で、
何も残っていないらしい。
残念ながら神紋は確認できず。
境内の燈籠に、「上り藤」の紋が刻まれていたが、
当社の神紋かどうかは、未確認。
鎮座地が藤波で、もとは藤波・藤瀬の境にあったということで、
藤に縁のあるお宮である可能性は高いのだが。残念!!
社域 | 鳥居 | 参道 |
境内 |
本殿 | 本殿 |