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魚津神社
うおづじんじゃ
富山県魚津市中央通り1−3−28  Zenrin Data Com Maps display !!


五つ巴

旧郷社

御祭神
天照皇大神 配祀 建御名方命 菅原大神
倉稻魂命 大市比賣命 彦火火出見尊 素盞嗚尊

富山県魚津市にある。
北陸本線・魚津駅の南西1.5Km、
富山地方鉄道・電鉄魚津駅の北西300mほどの中央通りに鎮座。
鴨川にかかる神明橋の近く、中央通り商店街の西端付近に
路地の入口のような参道入口があり、神明鳥居が立っている。

鳥居をくぐり参道を進むと整備された広い境内。
参道を進むと石鳥居が立ち、鳥居脇に「魚津神社」と刻まれた社号標。
さらに進むと、朱の立派な社殿がある。
拝殿は銅板葺入母屋造。本殿は流造。

参拝は十月の雨の早朝。
富山から長野へ戻る途中に立ち寄ってみた。

当社は、昭和三十一年(1956)九月十日の魚津大火によって焼失した
魚津市街地に鎮座していた5つの神社を合併させて
昭和四十年六月に新築再建された神社。
魚津市復興のシンボルのような神社なのだと思う。

上記のように、当社は、
郷社神明社、杵築社、稲荷神社、火之宮神社、市姫神社の五社を合併した神社。

天照皇大神を祀る神明社は、文武天皇大宝二年(702)三月十七日の創祀。
当初は日栖宮と称していたが、後に神明社と改称された。
明治六年郷社に列した。

神明宮に配祀の建御名方命(諏訪社)は海辺に鎮座していたため波にさらわれ、
何度か再建されたが、結局神明宮に合祀されたもの。
同じく配祀の菅原大神は領主前田紀綱が武運長久のために勧請した。

杵築社の祭神は(たぶん)素盞嗚尊稲荷神社の祭神は倉稻魂命
ともに文政年間(1818〜1830)魚津奉行によって創祀された神社。

火之宮神社の祭神は(たぶん)彦火火出見尊
創祀年代は未確認だが、元亀年間(1570〜1573)に再建されたらしい。

市姫神社大市比賣命)の創祀年代も未確認。
現在拝殿左手に、かつての市姫神社の狛犬一対と鳥居扁額と記念の石碑がある。

当社の神紋は五つ巴紋。
合併された5つの神社を表わしているらしい。
通常の巴紋と違い、中央に星があるのが、現在の魚津神社ということだろうか。

魚津市は昔から火事が多いらしく、
寛文十一年、元禄十五年と大火が続いたため、
防火を祈願し、魚津神社、八幡宮、諏訪神社が分担して、
5〜6mの大きな御幣を立てて祈祷を行い、境内で焼納する火祭りが行われている。
この行事は愛宕神社の神事であったが、
愛宕神社は昭和四十一年、魚津神社の境内社となっている。


境内

参道入口

神馬像

境内社殿

拝殿

拝殿

本殿

愛宕社

市姫神社の狛犬と扁額


【 魚津神社 (魚津市) 】

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