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道神社
みちじんじゃ
富山県射水市作道1846
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富山県射水市にある。
万葉線中新湊駅の南、2〜3Kmの作道の道の奥。
472号線から東にそれると、社号標が立っており、
水田の中の道を進むと、その先が参道。小さな橋を渡ると境内。
狭い境内だが、木々は太く立派。
2株の椎の木は、樹齢7・800年だそうだ。
茂った葉のために、やや暗めの境内だが、
しっとりとした空気。
祭神・彦屋主田心命は、大彦命の孫で、道君の祖神。
道君は加賀南部の大豪族であり、当地もその影響下にあったものと思われる。
道神社の論社はいくつかあるが、それらの共通の祭神が大彦命と彦屋主田心命。
大正十年に八幡宮と神明宮を合祀し、現在は六柱を祀る。
作道ほか三十八ケ村の総社として、
明治五年郷社に列し、昭和二年県社に昇格した。
神紋は社殿にあった、菱菊だと思う。
拝殿の右手奥には、境内社が一つ。
『式内社調査報告』では、境内社は琴平社と山王社。
『平成祭データ』では、境内社は春日社と山王社。
ただし、『平成祭データ』の春日社の祭神は崇道天皇なので琴平社が正しいかも。
ということで、本殿左手には山王社の祠があるのだろう。
車を停めようと、境内の左手に車を進めたところ、
境内の左の家の方が、様子を見に出てこられたので、
お願いして、しばらく車を停めさせていただいた。
多分、宮司宅なのだろうと思ったが、
朝の6時なので、御朱印は遠慮した。
鳥居と社号標 | 神橋を渡ると境内 | 境内の椎 |
境内 |
社殿 | 社殿横から |
もう一つの椎 | 本殿 | 境内社・琴平社 |
樹幹の周囲七m余 高さ一八m余 近郷村の佳き目標となり、古 来から定置網の方位を指定し たものであった。 −境内案内− |
【 道神社 (射水市) 】