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笠間神社
かさまじんじゃ
福井県坂井市丸岡町篠岡15−51
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式内社 越前國坂井郡 笠間神社 |
福井県坂井市にある。
北陸本線・丸岡駅の東6Kmほどの丸岡町篠岡に鎮座。
北陸自動車道の丸岡I.C.の北500mほど、高校の東側に境内がある。
境内入口は南向き。
新しい石の鳥居の脇には「式内笠間神社」と刻まれた社号標が立ち、
境内の右手は、緑の広場になっている。
鳥居をくぐり参道を進むと、緑の境内。
参道正面に、高い木に囲まれて社殿が鎮座。
瓦葺拝殿の扁額には「従五位式内笠間宮」と書かれている。
拝殿後方には流造の本殿。
本殿の屋根の上には、冬の間の雪除けのためだと思われる
ブルーシートが丸められていた。
参拝はGWの連休中。
学校のそばにあるが、休み中らしく
道路からも離れた境内は、喧騒の無い、静かな休養中という雰囲気だった。
学校ができる以前は、鬱蒼と茂った雑木林だったらしい。
創祀年代は不詳。
式内社・笠間神社に比定される古社で、
越前国神名帳には、「従五位笠間神」とある神社。
現在の祭神は、天照皇大神だが、
同じく北陸の加賀国にも同名の式内社が存在し、
当社祭神も笠間大刀自神(大宮売神)とする説もある。
また、笠間は風見であるから風神とする説もあるらしい。
明治九年六月十日、村社に列した。
本殿の屋根には菊の紋が付けられていた。
当社の神紋かどうかは不明。
社頭 | 鳥居 |
境内 |
社殿 | 扁額 |
拝殿 | 本殿 |
【 笠間神社 (坂井市) 】