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伊夜比咩神社
いやひめじんじゃ
石川県七尾市能登島向田町115−26
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式内社 能登國能登郡 伊夜比咩神社 |
石川県七尾市にある。
七尾湾に浮かぶ能登島の中央部、向田に鎮座。
七尾市中心部から、北西へ和倉温泉へ。
和倉温泉から能登島大橋を渡り、まっすぐ進んで、
七尾北湾の直前で西へ入った場所。
境内入口の鳥居をくぐると、広い境内。
境内の左側に参道があり、正面の階段の上に拝殿。
拝殿の後方に本殿があるが、覆屋の中。
創祀年代は不詳。
当初、現在地の東南1Kmの山中・ヤン
(別名イヤミ)という地に鎮座していたが、
現在地・八幡山へ遷り、八幡神社と合祀。
貞亨二年(1686年)の由来書には
「伊夜比咩神社 八幡宮 同殿」
と記されているらしい。
近世になって白山神社・菅原神社を合祀し、
明治になって、能登島御厨の神明神社を合祀して、
現在の神々を祀る神社となった。
主祭神は、大屋津媛命。
当地は、良質の材木が産する地で、
祭神が、船材を伐り出すことを教えたという。
拝殿の扉に、矢紋が付けられていた。
境内入口 | 社殿 |
境内 |
社号標 | 本殿の覆屋 | 拝殿 |
当社の特殊神事であるオスズミ祭では、
巨大な柱松明を引き倒すもの。
柱松明が倒れる方向で、農業・漁業の豊凶を占うという。
また、この柱松明には、越後のイヤヒコ神が
当社の姫神を訪れて降臨するのだという。
オスズミ祭の写真をいただいたので掲載。
提供:神奈備サイト
柱松明(祭前) | 柱松明(祭中) |
【 伊夜比め神社 伊夜比咩神社 (七尾市) 】