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能登部神社
のとべじんじゃ
石川県鹿島郡中能登町能登部上ロ70  Zenrin Data Com Maps display !!


宝珠

式内社 能登國能登郡 能登部神社
旧県社

御祭神
能登比古神 大入杵命
合祀
天照大神 豊受大神 少彦名命 天滿天神 建御名方命 迦具土命

石川県中能登町にある。
能登部駅の北1Kmの能登部上に鎮座。
JRに沿って走る車道から一本北へ入った道の側に、
参道入口の鳥居と社号標、立派な狛犬がある。

参道の坂道をのぼっていくと、突き当たりに神門。
階段を上がり、神門をくぐると、境内がある。

境内の後方に丘があり、丘の斜面に背を向けて立つ平入の拝殿。

通称は、上の宮、あるいは兄宮。
これは、能登部下に鎮座の能登比咩神社に対する呼称で、
能登比咩神は、当社祭神の妹神。

宝暦十年(1760)の『能登國大小神社帳』には、
「兄宮能登比古神社、但舊號能登生國玉比古神社、餘喜比古神社」
と記されており、一時は、式内・餘喜比古神社とも称したらしいが、
現在は、式内・能登生國玉比古神社の論社。

社伝によると、大己貴命少彦名命とともに、国土経営を行い、
越の国を平定した後、当地で憩い給う時、当地で二人の兄妹神と出会う。
その兄神が、当社祭神である能登比古神。

崇神天皇の御代、能登臣の祖である大入杵命が、
妹の沼名木入比賣命を誘い、当国に御臨幸されたことにより、
能登部郷を兄村・妹村と呼んだという。

その後、大入杵命は当地にて薨去したため、
小田中親王塚(当社の南3Km)に葬り、
その後裔・能登臣が祭祀を続けたという。

拝殿の後方に草の茂った狭い階段があり上まで続いていた。
登ってみると、鳥居と社殿。
多分、この中に本殿が鎮座しているのだろう。
資料によると、本殿は流造らしい。

社殿や燈籠には、宝珠の紋が付けられていた。


参道入口の鳥居

参道突き当たりの神門

境内

拝殿

拝殿

拝殿後方の階段上に本殿

階段上の本殿

御由緒

 当社は能登国造の祖  能登比古神及び能登臣の祖 大入杵命を祀る
 社伝に大己貴命 当地に 巡行ありてわが苗裔たれと 式内能登生国玉比古神社は 当社なり
 その後 崇神天皇の皇子 大入杵命 当地に下向あり 殖産興業の道を開き給う
 薨じ給うや 郷民その徳 を慕い 郷土開拓の祖神と して崇め祀る
 前田利家公入国に当り  深く当社を崇敬し その室 寿福院は当地に住みて  藩主利常公を出産す 以来 藩主の産神として深く崇敬 さる
 明治四年現社号に改む  同十四年御社 昭和七年 県社に列す

−境内石碑より−



【 能登部神社 (中能登町) 】

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