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總社大神宮
そうじゃだいじんぐう
福井県越前市京町1−4−35
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越前國総社 |
福井県越前市(旧武生市)にある。
武生駅から西へ、まっすぐ500m進むと、
当社入口に、突き当たる。
境内に入り、参道を歩くと鳥居、奥に社殿がある。
参道の北側には小料理屋などの飲食店が並ぶ。
当社に到着した時、参道のさき、社殿の前に
一台の軽自動車が止まっており、車祓いの最中。
お祓いが終わり、車が移動するまで待つつもりだったが、
なかなか終わらない、というか終わりそうにないので、
社殿正面からの撮影を諦めた。
境内の一角には、「越前国府」の石碑が立っている。
武生は府中と呼ばれ、広大な越前国の国府があった場所だが、
当社境内にあったということではないので注意。
創祀年代は不詳。
越前国総社として崇敬されてきた古社。
現在地は、前田利家の府中城築城の際に移転された場所で、
旧社地は、府中城二の丸の位置。
武生駅の西側にある市役所の場所あたりだろうか。
鎌倉時代に描かれた『一遍上人絵伝』に、
時宗二祖である他阿真教が、正応三年(1290)
越前惣社に参籠したことが載せられている。
当社神紋は、五瓜に唐花。
一般に木瓜とも織田瓜とも呼ばれる紋だが、朝倉家の紋でもある。
当社は、戦国以後は、朝倉家の支配下にあったのだ。
境内には、境内社が二社。
忠魂社と天満宮がある。
境内入口 |
境内 |
本殿 | 拝殿 |
社殿 |
越前国府の石碑 |
忠魂社 | 天満宮 |
總社大神宮略記
総社大神宮
古代に国司は、国内各地の神社に
巡拝することを求められたが、国内各社
の神々を勧請して総社を建立し、総社
に詣でることによって、各社の巡拝に替えた。越前の総社は、鎌倉時代の一遍上人絵伝に も描かれている。 −社前案内板より− |
【 総社大神宮 總社大神宮 (越前市) 】