五七の桐

式内社　越前國敦賀郡 劔神社 旧村社 御祭神 比咩大神　配祀　誉田別天皇 『特選神名牒』 経津主神 『官社私考』 都留支比古命 『神社明細帳』 石凝姥命

福井県敦賀市にある。
丹後道・莇生野交差点から少し北へ入った場所。
狭い道路に面して、東向きに鎮座。

公園の横に、鳥居から参道が延びているが、正面には手水舎。
多分、昔は公園も境内で、公園入口が境内入口だったのだろう。
公園の奥に、ちょうど、神門がある。

小学校が近いからだろうか、参拝時には公園で数人の小学生が遊んでいた。

神門をくぐり、階段を登ると社殿。
本殿は、覆屋の中にある。
社殿左右に、鳥居と境内社が並んでいる。

敦賀から小浜へ向う昔の幹線・丹後道に位置し、交通の要衝。
当社は、気比神宮の西方鎮護の社である。

福井には、劔神社 剣神社と称する神社が多いが、
敦賀・角鹿と関連があるのだろう。
あるいは、鉄や武器に関係する人々とも。

式内社・劔神社の論社の一つで
古来、劔大明神・劔宮・劔三社と称し、
気比神宮西方の鎮護の社として崇敬されてきた。

社殿の左手には、二棟並んだ神明社。内宮と外宮。
右手の社殿側に、日野・日吉・愛宕の三社をまとめた一棟と、
赤い稲荷社が鎮座。

社殿の屋根には、桐紋がついていた。

鳥居

割拝殿

境内

本殿

本殿

石祠、外宮、内宮

日野・日吉・愛宕、稲荷