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長岡神社
ながおかじんじゃ
福井県丹生郡越前町宇須尾27−1
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式内社 越前國丹生郡 長岡神社 |
福井県の越前町にある。
西鯖江駅の西5Kmほどの宇須尾に鎮座。
104号線を西へ進み、石生谷トンネルを抜けた辺りで南へ。
「蝉丸の墓」の近くに境内がある。
参道入口は北西向き。
入口に立つと、ちょっとした小丘という印象。
参道の階段を登るが、階段の脇には
「總社大神宮 式内 天御布須麻神社 長岡神社 八幡神社」
と刻まれた社号標。
どうやら、三社を合わせた神社のようで
そのため、通称が「總社大神宮」なのだろう。
階段を登り、参道を進むと鳥居が立っているが、
そこには、広いグラウンドがあった。
「陶の谷長岡グラウンド」というらしい。
そのグラウンドの奥に、こんもりとした社域の森が見える。
グラウンドを横切って、社域に入ると
木々の茂った、静かな境内。
境内の奥に、社殿がひっそりと建っている。
社殿の右手には梵鐘がある。
社殿は傾斜した場所に建っており、
長めの庇のある拝殿と、後方には覆屋に納まった本殿。
創祀年代は不詳。
式内社・長岡神社の論社の一つ。
往古より長岡神社、天御布須麻神社、八幡神社の三社が存在したが
文化年中の再建の際に、一社に合祀。
末ノ谷(陶の谷)・則寺・宇須尾・大谷野・蝉口・円満・上野の
総社であったという。
明治八年、敦賀県の取調べの節に
誤って八幡神社と届け出たという。
その後、昭和二十一年、宗教法人登記の際に、長岡神社に復称。
昭和五十年、境内を整備してグラウンドとした。
今は、更地のグラウンドになってしまった広い境内。
以前は、どんな境内だったのだろうかと想像しながらの参拝。
北西から南東へ、やや細長い境内の丘だが、
古墳だったということは、ないのだろうか。
境内入口 | 参道の鳥居 |
広いグラウンドの奥に社域の森 |
境内 |
鳥居 | 境内社殿 |
拝殿 |
社殿 | 社殿 |