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石部神社
いそべじんじゃ
福井県鯖江市磯部町26花山1
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式内社 越前國今立郡 石部神社 |
福井県鯖江市にある。
鯖江駅の北東6Kmほどの磯部町に鎮座。
18号線(鯖江美山線)を東へ進み、
25号線(福井今立線)と合流する手前を北上。
集落の奥へ進むと、境内がある。
参道入口に「式内 指定村社 石部神社」と刻まれた社号標。
階段を登ると鳥居があり、奥が広場のような境内。
境内の右手斜面に、社殿が三つ建っている。
階段を登ると鳥居があり、左右に境内社の祠。
さらに登ると社殿がある。
当社は、拝殿・本殿が同床の形式で、
間口三間、奥行三間の流造。
創祀年代は不詳。
社伝によると、古昔ここに多気の連姓の人が居住し
その祖先である吉彦・吉姫を氏神として祀ったという。
式内社・石部神社に比定されている古社である。
往古は社殿も広壮であったが、
天正年中(1573)兵火にかかり衰退したという。
以前は、磯部町27字島立山168番地に鎮座していたが、
参拝の便が悪いという理由で、明治九年、現在地に遷座した。
旧社地がどこか調べていないが、
参拝の便が悪いということから、
背後の山の上(あるいは中腹)だったのかもしれない。
社殿前の階段の両脇に、境内社がある。
資料によると、八幡神社と山王神社だが、
どちらがどちらかは分からなかった。
山王神社は、以前は9字山王16番地に鎮座。
八幡神社は、以前は28字弁天山32番地に鎮座。
ともに参拝の便が悪いという理由で
明治九年、本社と同じく現在地へ遷されたもの。
鳥居 | 境内 |
境内 |
鳥居 |
参道左の境内社 | 参道右の境内社 |
社殿 |
社殿から境内 | 社殿 |
【 石部神社 (鯖江市) 】