しらいし
三重県伊賀市槙山字根組原385

式内社 伊賀國阿拝郡 眞木山神社

御祭神
不詳

三重県伊賀市にある。
阿山支所から北西に5Kmほどにある槙山から、
さらに西へ3Kmほど進み、白石山方面への道を山頂目指して2Km。
県境に近い道路の右手に境内入口があり、奥に祠がある。

参道入口には「舊跡保存・白石神社」と書かれた石碑があり、
周囲に石鳥居の残骸があったところを見ると、以前は立派な石鳥居だったようだ。

式内・真木山神社の古社地ということで、
槙山にある真木山神社参拝後に、当地を目指す。
『式内社調査報告』には、西方5Kmとあるだけで、
地図にも記されておらず、辿り着けるという期待はなかった。

三重と滋賀の県境にあたるこの周囲の山々は、
松茸がとれるようで、山中へ向うほとんどの道路には、
無断立入禁止という表示・案内。

山へ向う道へ入っては、その案内表示で後戻り、
別の道を探しながら、どうにか入れそうな道を進む。

途中、硝子会社の私有地らしき案内を見たが、通行止めではなかったので、
未舗装の山道を登っていく。
登り道を見つけては、車を停め、歩いて上ると、通行止め。
いい加減、諦めかけた頃、道の横に木の鳥居を見つけ、
続いて、石碑を発見した。
知っていれば、けっして難しい道程ではないのだが。

創祀年代・由来は不明。

『伊水温故』の真木山神社の項に、
「白石ト云所、村ヨリ遥隔有、
其所一色白石ノ巌ニシテ無双ノ風體ナリ。
昔ハ此所ニ社頭有ガ故ニ稱白石明神
天正火災以後、今ノ地ニ迂ス。」
とある。

祠の周囲には今でも白い石が転がっており、
この白石を持ち帰ると祟りがあるとされ、
祠にも白石が幾つかのせられていた。
が、最近は硝子原料として採掘され、社地から更に
道を進むと、鉱山になっている。

また、この白石山・御仁ヶ平は、
神武天皇東征の折、八咫烏が止まったという伝承地である。